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あかつきの開成山バラ園(福島県郡山市)

「朝つゆに濡れるバラ」の美しさを切り取りたくて開成山公園へ。
前回の「マジックアワーの光に透けるバラ」はコチラ↓

郡山市の開成山公園内にある開成山バラ園。
園内には、昭和47年に市内在住の方が寄贈したという約400種、800本のバラが咲き誇ります。

ガゼボやフェンスに絡みつくツルバラ、木立型のバラ、早咲きから遅咲きもあり、次から次へとさまざまな種類のバラがリレーのように開花を迎えます。

バラ園の中心にある女性像を取り巻くピンクのバラたち。女神像の前のツルバラは「アンクル・ウォーター」。1輪、2輪と開花し、ガゼボを彩りはじめます。

気品ある正統派の趣き「クイーン・エリザベス」、「ブルームーン」の神秘的な薄紫色、うっすら緑色の芯をのぞかせる可憐で高雅な「ソトオリ姫」。

「待っていたよ」と言いたげに揺れる深紅の「パパメイヤン」。新緑に染まりはじめた公園と深紅のコントラストが実に鮮やか。

公園の中心にある五十鈴湖を向き、早朝からジョギングする人たちを見守る「セプテンバーイエロー」。

花の色も花びらの形も枚数もいろんな種類があって、見飽きません。赤ちゃんのほっぺたのようなスベスベのうっすらピンク、とろみのあるクリームイエロー、オレンジからピンクへの華やかなグラデーション、鮮血のような深紅、ピンクだって本当にびっくりするほど多彩です。

園内を見守るように咲く「パパメイヤン」
ひとしきりふった小雨が花や葉にキラキラ光るしずくを落とす
尖った花びらが特徴の「ファーストラブ」
個人的に大好きな「ブルームーン」。同じ名前のカクテルも好きだった(;^_^
「ソトオリ姫」。「衣通姫(そとおりひめ)」って、『古事記』や『日本書紀』に登場する「その美しさが衣を通して輝く」とされる皇女(ひめみこ)のことかな? たぶんですが
開成山バラ園のシンボル、女性像
新緑の公園を彩る鮮やかな色合い。そぼふる雨の中、香りが満ちる
ピンクのグラデーションが美しい「マダム・バタフライ」
柔らかな黄色の「天津乙女」
縁のピンクが愛らしい「聖火」
この日は朝つゆに濡れるバラを撮りたくて早起き
寄り添う恋人同士のような「オクラホマ」。上質なベロアを思わせる肉厚の花びらは、思わず見惚れるほどの深紅色!
雨のしずくをまとった「ヘレントローベル」
名前チェックし忘れました。カエルさんがいます
オリエンタル美女の代表格、芍薬も咲き誇る

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