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温泉津温泉へ

 2019年9月、24年ぶりに島根県の温泉津温泉へ出かけることにしました。何故、温泉津温泉を選んだのか?温泉のある人が居ない所へ行きたくなり、あれこれ思考を重ね、過去の記憶を辿った結果、温泉津温泉が浮かんだのです。

 大阪駅から特急スーパーはくとに乗り倉吉まで。倉吉からは特急スーパーおき(3両編成!)に乗り換え、一路、温泉津へ。寂しげな日本海の荒波を車窓から見つつ、温泉津駅に到着。駅に降りたのは私一人でした。

 若かった頃、民間企業に勤めていましたが、温泉津温泉へは仕事で周辺まで行った際、二度ほど訪問しました。あれから随分時が経ってしまいました。

 石見銀山が世界遺産に登録され、温泉津も賑わいを見せたようですが、いまは閑古鳥が鳴いています。以前来たときよりも旅館の廃業が甚だしく寂寥感を抱きました。以前はかなり?の数存在した旅館がいまは数件あるのみ。これは不味いです。

 漁港の町に来て何ですが、生来煮魚が苦手です。しかしこのノドグロは旨かったです!日本酒(地酒の為五郎?)ともすごく合いました。温泉津は魚が旨い。

 魚と酒が旨く、更にお湯が良いです!お湯は有馬温泉の湯を強烈にしたような感じで、長湯すると逆上せます。自分がこれまで入った中で一番良い湯だと思いました。

 温泉津温泉。残念なのは、関西、関東、中京いずれからも交通アクセスが良くないことです。次回、4度目の訪問が叶うならば、伊丹~出雲の空路にしようと目論んでいます。

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