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ライターをやってて良かったと思えた瞬間

ライターのジャンルはさまざま。

わたしはどちらかというと、ノウハウ記事(自分の経験に特化したヨガやストレッチに関する)や取材をして「人」や「お店」などを紹介するライターだ。インタビュー記事は数える程度しかないが、やったことはある。

ノウハウ記事は、ヨガレッスンで教えていることを文章化するので、割りとするするっと最初から書けていた。しかし、「人」や「お店」を紹介する記事は最初から書けていたわけではない。不安感が強い一面があるので、「大切なことを聞き忘れたらどうしよう…」「わたしなんかが紹介して大丈夫なんだろうか…」という気持ちでいっぱいだった記憶がある。

経験を積んでいくうちに、不安感もなくなってきた。最初は辿々しかった取材も、回数を重ねていくうちに、自然と「この部分は、強く伝えたい部分なんだろうな」と肌で感じられるようになった。そのおかげか、取材相手に内容の確認をとる際に、だいたい「丁寧にまとめてくださり、ありがとうございます。」などと言われる。伝えたいターゲット(読み手)にささらないと、記事として意味をなさないことは分かっているが、毎回この言葉をで「ライターをやっていて良かった」と思えるのだ。

今日お会いした方は、2ヶ月ほど前に取材をさせていただいた方。待ち合わせ先で会うとすぐに「記事を書いてくれてありがとうね! 記事を読んだ人がトレーニングジムの体験に来てくれたよ。」と言われた。

記事が記事としての役割を果たせた。

改めて、相手の言葉に耳を傾け、伝えるお手伝いをすることが楽しいと思えた。

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