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『劇画家』 松森茂嘉 自己紹介

プロフィール

劇画家・松森茂嘉。
東京都出身。

平成5年、文化社から発行のレディースコミック「恐怖の快楽」でホラー劇画でデビュー。
その後、数本描きながらさまざまなジャンル問わずに実話系の劇画を手がけたもの、さらに本数を数多くこなさないと難しく収入的にも苦しいなかある月刊雑誌に持ち込みをして当時の編集長に目がとまり連載かなと思えば、
そうではなくて「SAKON」という時代劇漫画を描かれていた 原 哲夫 先生のアシスタントとになる。

その後、師匠となる 原 哲夫先生の元で10年近くアシスタントを兼ねながら年間数本の読み切り劇画を描き発表していく。

その後は竹書房で描き下ろしコミックスや実話系ドキュメンタリー映画化のなかで劇画を発表し使われたりなど展開していきました。

今現在はゴマブックスから不定期に「影を売った男」を劇画配信をしている。
今もジャンル問わずに劇画にイラストなどの依頼を精力的に描き続ける。


劇画への想い

最終学歴中学卒業後に劇画の世界に身をおき気がつけば41年となりました。
絵を描く以外は何にもして来なかっただけに、下積み時代も長い私は幾度の
挫折感と不運続きの日々のなか描く仕事での葛藤は、今思うと斬新さがあり喜んで描いていた記憶があります。
とにかく絵を描く作業になると勝手に妄想力に想像力と、私の強い思い込みが脳に働きかけるのか、瞬時のひらめきと感覚的にものを考えて手が勝手に一人歩きをします。
今は絵を描く作業もデジタルで仕事をする描き手が増えてきました。
たしかに作業工程を考えれば時間と労力を考えたらデジタルのスピードには敵いませんが、アナログとデジタルの違いは絵をデジタルから入り描き方を
覚えるのもありきりですが、アナログと違い基本的なことを覚えれば誰にも描けるのがデジタルです。
ボタン操作一つで綺麗な絵が仕上がる。
これが手描きだとデジタルのようには絶対にいかなく無の真っ白い原稿用紙から何度も下描きを入れ失敗しては、どうやって描いたら良いかと、同じことの繰り返しでデジタルには表現出来ないリアルに描き出すことができるのだと思います。
ただし私はデジタルが全くいけないとは思ってはおりません。
それはアナログでは表現描ききれないところなどはデジタルで加工することが出来る強さがあります。
そこはアナログとデジタルの融合して
お互いに切磋琢磨しながら描いていければ素晴らしい作品が出来上がるのは間違いないと自信を持っていえる私でございます。
ぜひこれからはじめて劇画を見る人にも説得力のある劇画の魅力に少しでも触れて頂けましたら私もこんなに嬉しいことはございません。
私は死ぬまでこだわり続けて生涯現役で劇画家として、たゆまぬ努力を続けて描き続けてまいります。

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