製作ノート(6)祇園祭にて
劇団衛星プロデューサーの植村です。
前回の製作ノートは、田中さっさんに書いてもらいました。こうして時々、私以外の劇団員や公演参加メンバーにも、ノートを綴ってもらおうと思っています。みんながそれぞれ、どういう考えや気持ちで、この創作に取り組んでいるのか。私も聞き出したいような気持ちです。(みんな、よろしく!!)
さて。
京都では、祇園祭の先祭が終わりました。
私たちの拠点・KAIKAは、岩戸山の鉾町にありますので、私たちも岩戸山のお手伝いに勤しみました。(生ちまきの販売などをしていました!売れ行き好調で連日売り切れ。嬉しかったです。)
15・16日は、屋台も出ていたのですが、新町通りを四条に向かったところに、なんと、韓国料理「トッポッキ」の屋台が出てました。これはまあ、食べておかないといけないなあ・・と思って。とりあえず食べました。まあまあ、おいしかったです。
韓国に行った時も、ソウルの町にはよく屋台が出ていて、トッポッキも売ってました。その雰囲気に、比較的似ていたと思います。
祇園祭を過ごしながら、町の移り変わりというものを思っていました。変わらないもの、変えてはいけない(変えたくない)もの、と同時に、変わっていくものもあります。町内にここ1~2年でどんどんとホテルができていっています。それらに宿泊しているお客さんにも祇園祭をちゃんと楽しんで欲しい・・と私は思います。せっかく岩戸山町に泊まってるのだから。
来年までに、KAIKAで、多言語の岩戸山紹介を勝手に作ろうかな・・。劇団衛星の宣伝兼ねたやつ(笑)。(思いつきなので・・。実際に作れたかどうかは、また来年、確認に来てくださいませ。)
劇団衛星がKAIKAを拠点に活動するようになって、9年になります。2010年のちょうど7月に、KAIKAができました。
その時に上演した『ブレヒトだよ!』を題材に、戯曲を味わうワークショップが、明日19日にあります。厳密には、ブレヒトの戯曲を味わう会なのですが、私も参加して、『ブレヒトだよ!』の話もできれば、と考えています。
https://www.facebook.com/events/316325515943757/
https://dbf.jp/fueki/index.cfm?f=fk190719
明日は、私は、「演劇と経済」の話がしたいな・・と思っています。それは、今現在の劇団衛星の活動のこととも、直結している話になるだろうと思います。(つまり、世知辛い話です(笑)。)
2019年7月18日
劇団衛星プロデューサー 植村純子
●『遣の巻』チケット先先行販売のお申し込みは、こちらから!!
https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/
劇団衛星の活動継続と公演の実現に向けて、みなさんのサポートを、ありがたく受け取っております。応援ありがとうございます。