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夜想—あしながおじさんへの孝思—(短編朗読戯曲)

劇団ロオル 短編朗読戯曲 作・本山由乃

劇団ロオル公式サイト


夜想—あしながおじさんへの考想—

登場人物


少女


女   あたしは少女ジュディだった。
    孤児のジュディ、親を知らず、恵まれない少女ジュディ。
    あたしは毎夜、手紙を書いた。
    宛名はもちろん、あしながおじさん。
    あたしにとってあしながおじさんは、パパであり、
    おうじさまだった。


少女  知らない人に手紙を書くなんて変な気がするわ。
    あたしがいったい手紙を書くなんて、へんな気がするわ。
    だって生まれてから手紙なんて3度か4度位しかないんだもの!
    だから型破りなお手紙でもどうか許してくださいね?
    あたしがおじさんのことを考えるとき、
    あたしの空想の土台になっているものはほとんどないのよ?
    あたしが知っていることといったら3つだけ。


女   1つ、背がとっても高い方だということ
少女  2つ、お金持ちでいらっしゃるということ
女   3つ、女の子がきらいだということ!

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夜想—あしながおじさんへの孝思—(短編朗読戯曲)

劇団ロオル

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女優・本山由乃主宰(演出・脚本)《麗しさに秘められた鋭い棘で、その刹那を刺す》をコンセプトに、演劇を中心に様々な表現活動をしております。

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