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「石榴」役者インタビュー PART1《前編》

8月12日・13日に旗揚げ公演「石榴」を行う「劇団HEN/SHIN」。
スタッフインタビュー・劇団員インタビューに引き続き、インタビュー企画第三弾!!役者インタビューを今回行わせていただきました。
今回、「石榴」に参加する役者陣6名のうち、3名に黒澤(制作・Web)がインタビューしてきました!
まずは皆さんの基本情報から見ていきましょう!!

~基本情報~


今回、以下の基本情報についてお伺いしました。
①MBTI②変身を解くと?③趣味・特技④座右の銘

川合星奈(役:小野千佳子)


ENTJ-T
私の場合は一致する部分が多かったように思いますね。“恐ろしいほど無遠慮に他人の間違いを指摘する”、とか。耳の痛い話ですね。悪気はないんですけれどもね。気を付けるようにはしています。いや本当に。

しがない法学徒

多少絵を描きます。
所属サークル(劇団テアトルジュンヌ)の公演において、宣伝美術として参加させていただくことも。

期待はあらゆる苦悩のもと(シェイクスピア)

狩集俊哉(役:伊東聡一郎)


INTP-T
はいはいバーナムバーナム。人との関係性の内に自分が作られるのなら、自分の思い描く自分と、他人の目に写る自分と、他人の中にいる自分と、本当の自分ってどこにいるんでしょうね。

中身の分からないのが変身の醍醐味かと。

twitter。
最近、言語化能力育成の為に感覚や感情を羅列するだけのアカウントができました。

どうせ人生生きる価値なし。最低最悪はここにいる。

増田承太郎(役:金成芳雄)


ENFP-T
あんましよくわかってないです!笑。

映画鑑賞

Get away from her, you bitch. (エイリアン2)

~役者インタビュー PART1《前編》~

Q.演劇を始めたきっかけは?


増田:(演劇を始めた時期は高校からで、)元々高校1年生の時だけサッカー部だったんですよ。
サッカー部に入ったはきっかけは、練習が週2でそれ以外休みでめっちゃ楽だと勧誘されたこと。で、元々中学の時は野球部で運動してたから(高校でも)運動したいというものあって。
めっちゃ楽じゃんと思ってサッカー部入ったら、めちゃくちゃ週6練習で…
一同:笑
増田:全然話と違ぇじゃん、だまされたと思って。バックレるのはあれだったから、とりあえず1年間は続けた。でも、やっぱサッカーって競技だったり、部の雰囲気とかが意外と合わなくてやめた。
なにかしら部活動の参加が必要な高校だったから、他の部活を探していた時に高校のクラスで仲の良かった2人組が演劇部で「じゃあ、お前演劇部来いよ」みたいなこと言われて、体験入部的なことしたら案外面白くて、結局ここまでやっているっていう。なので、すごく要約すると、人に誘ってもらったからっていうのが始まりですね。

狩集:僕も高校(高1)からなんですけど。部活動見学のときに、クラス単位で教室を回って、色々話聞くみたいな。演劇部のところいったら、(当時の部員が)めちゃくちゃ少なくて。どんな説明してるか全然覚えていないんですけど、最後に先輩たちが深々と頭を下げて、入ってくださいって笑。その演劇部の顧問の先生も普通に授業でひと段落した後、宣伝してくる感じで。そこから面白そうだなって。

川合:元々演じること自体にちょっと興味があって。で、それを辿ると…。『ガラスの仮面』っていう漫画があるじゃないですか。あれにちょっと触発されたのかなって思いますね。小さい頃読んでたので。それで演劇やりたいなって。で、中高演劇部ないなって思って、合唱を中高やり、大学2年生になってから現サークル(劇団テアトルジュンヌのこと)とご縁ができた。
そこから1年続けて、今現在に至ります。

Q.「石榴」に参加したのは何故?


狩集:本当に単純にA-taさんから声かけてもらったから。加えて、いろんな人と(演劇を)やりたいなみたいな。

川合:私はちょっと後の方になって、作・演のA-taさんからお声かけいただいて、こんな機会2度とないだろうと思って、ちょっと飛び込んでみました。

増田:A-taから誘ってもらったってのもあるし、やっぱり大学4年でコロナで演劇一切やれなかったじゃない。もうすごい不完全燃焼で終えちゃったのね、大学を。っていう中でやっぱ機会があれば演劇やりたいなってずっと思ってたから、こうやってせっかくお声がけしていただいたら参加したいなという気持ちでしたね。

Q.座組の雰囲気について


川合:実家ですね。実家のような感じですね。
でも、ちゃんとやるときは本当にちゃんとやっています。けじめですね。

狩集:そうですねー…。ボケの承太郎さんとツッコミのA-taさんですかね。

増田:結構多様だなって思う。今まで居た座組って大学演劇だったから、僕はね。離れてても2、3歳とか。今現役の大学生の子たちがいたりで、いい意味で個性がある。考え方とか演技の仕方とか、そもそもいろんな生き方してる子がいたりして、多様だなって思います。

インタビュー中の皆さんの様子

Q.「石榴」台本を読んだ時の第一印象と、今の印象について


増田:第一印象は恐ろしくダークなというイメージ。
実際にA-taさんから紹介のあった『藪の中』を読んでみたりとかした。
ああいう何が本当かわからない中進む面白さがあったり、(石榴を)読んでみると、キャラクターが二面性、三面性あったりして。
逆に、自分が演じている【金成】は二面性、三面性はないキャラクターだなって思っているんですけど。
1つの台本の中でいろんな真実があるっていうのはすごく面白いなあって思いました。

川合:第一印象はすごいの来たなって思いました。読み物としても面白くて読んでしまう。主人公である【千佳子】を演じるとはわかってなかったですけど、【千佳子】の演技見物だなと思ってすごく楽しみにしてた記憶がありますね。
今は何回か演じたり読む中で、救われないなっていう。どんどんつらい方向、何を考えてもつらい方向にしかいかなくて。
さすがというか誰も救われない物語っていうのは本当にそれがすべてなんだなと思いました。

狩集:僕も最初読んで怖いなーという感じ。
増田さんと同じ感じなんですけど、(稽古を)やっていく中で、色々見えてくるものがあって…
でも、最近ちょっと安心してきた。
未知のものは怖いじゃないですか。今も避けたい気持ちはあるものの、見え方が広がってくる感じがして。

後編に続きます~


「石榴」役者へのインタビュー PART1《後編》投稿のお知らせは
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【公演情報】
劇団HEN/SHIN 旗揚げ公演 「名前のない演劇祭白」参加作品
「石榴」
脚本・演出 A-ta.
⚖️公演日程⚖️
・8/12(月・祝) 19:30開場/20:00開演
・8/13(火) 19:30開場/20:00開演
⚖️会場⚖️
北池袋新生館シアター


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