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元反抗期娘 だから分かります。

バイリンガル演劇 劇団Blooming 団長のKIKOこと山根京子です

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私は現在30歳

小学校3年生の息子と1年生の娘がいる【ワーキングママ】です。
帰ってくるとヘトヘト。。。動く気力もない。なんて日もよくあります。

そんな時、「宿題はやったの?」「ちょっと、食べたら片付けてよ」なんて言葉を口にした瞬間、、、

子供が「うん!分かった!お母さんごめんね!」と言いますか?

言うわけないって分かっているのに、、、

3年生の息子は大抵無視。

もしくは眉間に皺を寄せて、明らかに嫌そうな顔をします。

そんな態度に我慢できる訳もなく。

「もうなんなのよ、その態度」

と怒りや悲しみ、虚しさを感じたことも少なくはないのです。。

せっかくなので今日は、反抗期の子供の心理や親になって初めて知った事実などを洗い出し、明日から使える反抗期の子供との関わり方についてシェアしたいと思います。

まず初めに私たちが知っておかなければならないには、ホルモンのバランスが崩れるのは9歳頃から。
理由はないけどむしゃくしゃする!と言う現象は、ホルモンのせいで、育て方が悪かったとか周りの環境が良くないとか、そんなに悩む必要はない!

そして子供側も感情がコントロールが出来ずに苦しんでいるかもしれません。

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「なんでこんなことするの!/ しないの?」ではなく、

「いま、〇〇できる?」の提案型交渉
---------------------------------------------------------------------------恐らく小学生を持つ親の最も口にするフレーズは『○○、宿題は!?』

これぞまさにコミュニケーションロスの始まり。親側の潜在的な"決めつけ"もしくは"前提"で話が進む一連の流れ

つまり母親が【この子はまた今日も宿題をやっていないだろう】と言う前提があると、どうしても言葉の節々にその考えが現れる。それに対して敏感に反応する思春期の子供。

そんな些細なことがきっかけで毎日毎日不快な気持ちになるのは絶対避けたいはずです。

そんな時に試して頂きたいのが「いま、〇〇できる?」の提案型交渉

もしかしかすると「やだ。」とか「なんで?」が返ってくる可能性がありますが、この「なんで?」を引き出せたらラッキー!

そしてその「なんで?」に答えられる準備しておきましょう!

元反抗期娘の私が当時一番嫌だったこと。それは私の「なんで?」に答えてくれないこと。

「なんで宿題するの?」「なんで勉強しなきゃいけないの?」「なんで学校行かなきゃいけないの?」なんで、なんで、なんで。

完璧な答えじゃなくていい、迷っててもいい、むしろ答えがなくてもいい

ただどんな疑問にも答えてあげると言う姿勢、誠意が欲しかったんだなぁ

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この写真は私の中学1年生の時

転校し、新たな生活は毎日刺激的でした。新たな友人関係、新たな遊び方、新たな行動範囲。

私の場合、常に刺激を求めて衝動的に行動するタイプでした

刺激=スリル

赤ちゃんの離乳食は初めから濃い味を知ると薄味が物足りなくなり、最後には受け付けなくなるから薄味から始めますよね?

刺激も同じです。

経験した刺激を上回るものにしかやがて反応しなくなる。

だから知的好奇心や探究心を正しい方に使ってもらえるよう

「ハァ?なんで?」の返答は子供の予想を上回る回答を用意するのです!

そしてアグネス・チャン式子育てのように「よくぞ聞いてくれた!」

と質問した子供にハグでもするくらい喜ぶ

だって興味を持ってくれたんだもん!!

いいですか?さっきも言った通り、正論を求めているのではないのです。

説得なんて出来ないです。

子供の予想を裏切る回答

自分の質問に真剣に考えてくれる姿勢

これこそが新たな刺激です!

何回も聞いて、何回も答えてあげる。

「昨日いったじゃん」じゃなく、「実は昨日言ってない理由があるんだけど、、、」とか

とにかく相手の「なんで?」を殺さず、生かす

「元犯罪者が実は刑事に適している」ように
「元反抗娘だからこそ理解できる」思春期のメカニズム

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私は両親の献身的なサポートのおかげで

学校と家庭以外の第三機関(部活や習い事)が当時の私を支え、救ってくれました。

有り余るエネルギーと制御不能の感情と上手く付き合うことを知ってから

毎日が楽になったのです

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演劇のように何かを作り上げる作業はアウトプット
TV, ネット, Youtube….インプットばかりの環境に埋もれて消化不良を起こしていませんか?

当時感じていたやるせなさや憤りと
母になって知る、反抗期を向かえた我が子を目の当たりにした親の心境

このどちらも痛いほど分かる

だから救いたい

今日のお題は「反抗期の子供との関わり方」について

自分の見解と参考文献として
津村まさひろ著「思春期コーチング」


それでは

See you soon!






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