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ラーメン店開業日記⑤ 店舗視察 魁力屋編!!

本日は初の他店舗の視察報告となります。私の独断と偏見で点数や総評を書いています。読んでいただいている方で他にも意見がある場合はどしどし反対意見をいただければと思います<m(__)m>

店舗視察においてもラーメン4.0を基本軸として考えて視察しています。ラーメン4.0ってなに?という方は過去のノートを読んでいただければと思います<m(__)m>

店舗視察 魁力屋編

味 醤油ベース

コンセプト 熟成醤油ラーメンを売りにしていて、九条ネギのラーメンが名物。定食やサイドメニューも豊富。家族連れでも安心して入れる。

予想客単価 昼900円 夜1000~1200円

QSCAチェック 各5点20点満点

Q(クオリティー)4点:ノーマルの醤油ラーメンと油淋鶏セットを頂きました。醤油ラーメンも美味しく麺もつるっとしていて欠点の無いラーメンという感じです。背油もくどくなく、女性・子供でも美味しく食べれると思います。

S(サービス)3点:標準的な接客と思いました。悪くはないですが感動を与える接客ではないです。私が前から言っているレストラン型の接客がこのパターンです。味が強烈に美味しければ今後も成立しますが、魁力屋の味だと厳しいと思います。

C(クレンリネス)4点:全体的に綺麗に保てたと思います。オープンからの年数を考えると日々しっかりと清掃をしているというのが分かります。私のクレンリネスという解釈は綺麗なだけではなく、食材の段ボールが放置されていたり、POPが一つだけ欠けていたり、など全体の雰囲気も見ています。

A(アトモスフィア)3点:アトモスフィアというのは雰囲気という意味です。コンセプトを具現化したものとも言えます。今後のラーメン店及び飲食店はこのアトモスフィアがとても重要になってきます。そのお店のコンセプト、何をお客様に伝えたいのか、お店全体で空間作りをしてそこに接客、ラーメンを乗っけていくイメージです。今回は残念ながらいまいちでした。やはり通常のレストラン型のラーメン屋さんですので元々ここには力を入れていないというのもありますが。赤を基調とした店舗ですので少し手を入れるだけで、全体の雰囲気も良くなると思います。私が店長なら、全体的に明るい接客をトレーニングさせて赤のイメージ通り元気なラーメン店というところを押していきます。それが出来たら、ドアを開けた時の非日常に着手します。例えば、開けた瞬間にスタッフ全員が入ってきたお客様に向けて一直線に挨拶をするなど、元々のラーメン店のまま非日常を意識づけていきたいです。

総評 14点

全体的に欠点のないラーメン店で一人やファミリーなど客層は全体的にフォローしています。ただ、何が売りですか?聞かれたときにおそらく名物の九条ネギのラーメンになると思います。正直、九条ネギのラーメンはそこまで美味しくないです(以前私は魁力屋に勤めていました)そうすると、魁力屋もエンターテイメント型のラーメン店に変えないと今後の飲食店で生き残るのは難しいと思います

まとめ

やはり、レストラン型のラーメン店は圧倒的に美味しいラーメン店以外成立しないなと再認識しました。魁力屋さんがダメとかではもちろんなくて、時代の流れがあるのでそこに合わせられるかがカギになると思います。食べていて楽しい、元気がでる。そんなラーメン店を作っていきます。

それではまた明日!!

明日は「なぜ時代はエンターテイメント型の飲食店を求めるのか?」を書いていこうと思います。

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