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【日本保守党考察】
百田尚樹氏と有本 香氏の両氏が「日本保守党」という政党を立ち上げて久しい。百田尚樹氏と有本 香氏が共同代表で、有本 香氏は事務総長をも兼任しているんだという。
百田尚樹氏は、映画化もされた〈永遠の0〉や〈海賊と呼ばれた男〉などのミシオンセラー小説で有名な小説家である。
有本 香氏は、一時期人気のあった〈YouTube〉ネット番組、「虎ノ門ニュース」で百田尚樹氏と共に出演をして人気を博したジャーナリストだ。
2人の立ち位置は「保守」であり、番組では反グローバリスト層からの支持を取り付けていた訳である。
そして今回、「このままでは日本が駄目になる❗️」というスローガンの元、電撃的に「日本保守党」なる政党を旗揚げしたのであった。
保守勢力が割れるんじゃないかという、保守陣営からの批判を受ける中、特に知名度の高い百田氏の存在は保守層のハートを鷲掴みにして、瞬く間に多くの支持者を獲得したのである。
ところが・・・
〈ウクライナ戦争〉や、今回の〈世界史に残るタッカー・カールソンのプーチン大統領へのインタビュー〉についての発言などから、一挙に馬脚を現すことになってしまったのだ。
百田尚樹氏は恥ずかしげもなく言う。
「プーチンが悪い❗️ウクライナを援助せよ❗️〈DS〉や〈ユダヤ金融資本〉や〈ネオコン》などの存在を証明することは難しい。タッカー・カールソンがどんな人なのか知らない・・」等々・・・挙げれば切りがない。
オマケに、気に入らない人間への百田尚樹氏の〈X〉ブロック発動は、河野太郎氏を彷彿とさせる程である。
〈X〉での話をもひとつしよう。百田尚樹氏が、自身の車:上級グレードのメルセデス・ベンツについての自慢っぽい話をポスト(ツイート)した時期があったのだが、それに対して「庶民のファンにはとても手が届かないクルマです。あまりベンツベンツって言われないほうがいいのでは❓️」というファンからの御進言があったのである。果たして百田尚樹氏の返信コメントは「ベンツぐらいで・・」だった。到底庶民の感覚とは言い難い。
考えてみれば、百田尚樹氏の代表作のひとつ「永遠の0」にしても、結局、主人公の宮部は〈特攻〉を否定している訳で、作品全体の底辺に流れる思想の中に、〈日本を護る為に散華した多くの若者達〉への感謝の念が感じられないのである。
「海賊と呼ばれた男」に関しても、史実とは異なる表現が為されているとして、出光関係者からクレームがつくというオチが付いている。
片や、有本 香氏については、偏って外国人に肩入れし擁護する過去の言動が、〈X〉に複数ポストされている昨今なのである。そして当然、バイデン政権擁護派なのだ。
そんな言論界の中にあって、リアリストでノンフィクション作家の河添恵子氏は、早くから彼等の正体を〈似非保守〉だと見抜いていたひとりである。そして、日頃から品位ある語り口で定評のある河添氏をしてこう言わしめているのだ。
「タマには激しい言葉で彼等のことを表現してみます。ハゲジジイと整形ババアの正体は知っています」・・・・
こんな言われ方をされたにも拘らず、2人からの反論があったという話は聞かない。河添氏のコメントの中には「2人には昔かなりヤラれたから」という一文も記されていたのだが、何か言い返せない理由でもあったのだろうか・・
要するに、恥ずかし気も無くグローバリズムプロパガンダを垂れ流す「日本保守党」は、健全なナショナリズムの敵であり、〈アメリカ民主党バイデン政権友の会〉の会員なのではなかろうかと疑われたとしても、致し方がないのである。
因みに、喜んで購入していた百田尚樹氏の本はすべからく廃棄した。売ったのではない。捨てたのだ。
何故ならば、売る価値すら無いと思ったからである。
そぉ、今日は憤っているのだ。だからタイトルのイラストには、意地でも百田尚樹氏を描きたくはなかったので、考えあぐねた末に、日本海軍の名戦闘機「零式艦上戦闘機」を描くことにしたのである。
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