#Salesforce World Tour Tokyo2023 Data基盤とマークと金ピカ誕生
7月に行われたWorld Tour Tokyoより4ヶ月が経ち、9月にはDreamforceを挟んでついに開催されたSalesforce World Tour Tokyo(今年2回目)。今回も色々なことがあったのですが、早速振り返っていきたいと思います。
今回は参加者数多かった
やはり、久しぶりにCEOのマーク・ベニオフが来日ということだけあって参加者数が多かったように感じました。ザ・プリンスパークタワー東京で行われたのですが、会場のキャパが足りないぞーと感じるシーンが結構ありましたね。大盛況!
Day0にマーク・ベニオフCEOとディスカッション
奇跡のようなオファーを頂いたのでありがたく参加させていただきました。いや、最初はそんな話だとは全然思ってなかったのでびっくりしたんですけど。
詳細は書かないでくれというお達しなのでここには書けないのですが内容についてはお会いした際にでも聞いてくれれば。
貴重なお時間に選んで頂き感謝しております。ほんと良い時間でした。
さて、この時間を経て、一つだけ明確に収穫がありました。それはこちら!!
2018年9月12日に作られたワークスペースで、参加者数は619名(2023年11月末日現在)となっています。フリープランで運用されていたので90日以上前の投稿が見えなくなっていたのですが、今回日本のトレイルブレイザーのワークスペースとして正式に承認を得ることができました!
皆さんご存知、ゴールデンフーディーを獲得したアクセンチュアの小坂さんが、マークへの質問として投げたのがきっかけとなり、苦節数年。我々の願いがトップに届いた瞬間をみることが出来たのは本当に嬉しかった。
ということで、トレイルブレイザーの皆様は→こちら←からどうぞ
Day1:ゴールデンフーディー授与式&基調講演
先に↑書いちゃいましたが小坂さんが授与されました。日本人のゴールデンフーディーも選手層が暑くなってきてDev側にも生まれたのが今年のNewですね。大いなる拍手を送らせていただきました!
無事にマーク・ベニオフCEOも登場して基調講演がスタート。Dreamforceで公開された生成AI周りの話が多かったのですが、今回Newだなと思ったのがこれ。
Copilotスタジオでプロンプトをコントロール。データグラフを使うことでLLMに食わせるデータを簡単に設定できる。そこまではDreamforceで理解していたのですが、今回発表されたのはCopilotアクション。
これは何かというと、OpenAIで言うところのFunction Callingで、プロンプトの中で必要なアクションが求められた時に、Copilotアクションに設定されていればそれを使うことが出来ますよというものだ。
アクションには、Salesforceのフローで使える機能が一通り使えるようなイメージになっていて、Apexの呼び出しも出来るので実質なんでもできちゃうよねという仕組みになっている。外部のAPIを叩くなんてことも出来るだろうな。
結構よく出来ているように見える
僕のnoteをご覧になったことがある人は知っているかもしれませんが、僕自身OpenAIを始めとしてAzure OpenAIやAmazon Bedrockなどを触って来ました。LLMの中にファンクションを組み込むにはどうしたらよいか。エージェント的な振る舞いをするためにはどんなものが必要かについては、各社がそれぞれツールを提供しているのですが、Salesforceが提供予定のEinstein 1プラットフォーム(Copilot/プロンプトStudio/データグラフ/アクション)は良く出来ているかもしれない。
そもそもSalesforceはデータ構造がしっかりしています。DataCloudをつなぎこむことでデータ量が膨大になるのですが、それもデータグラフという機能を使うことで簡単に接続出来るように設計されています。
他社のツールだとこれらのデータベースが付属していないので、定義がまず難しいような気がする。
まだリリースされていないのでなんとも言えないのですが、ちょっと期待できるかもしれないなと、ワクワクしながら待機しています。
あとはこれまでも他のnoteで言及してるけど、皆さんお待ちかねの奴
キーノートのあとはSlackのユーザー向けコミュニティであるSlack JCN(Japan Champion Network)のブースに立って、存在を知らしめてきました。意外と知らない人が多いので、有料ユーザーの皆さんに参加してほしいコミュニティですよ。Slack JCNのワークスペースの中で、お互いに相談しあっていたり、こんな事やってみた的な共有があったり、これおかしいのはうちだけかな?みたいなトラブル共有があったり、管理者の皆さんにお役立ちワークスペースだと思います。
参加方法などはこちらを御覧ください
https://slackjcn.splashthat.com/
Salesforce認定AIアソシエイトの誕生
日本語環境の提供が始まったようです!僕もとろっと。
コミュニティリーダーに聞く
SWTTではこんなセッションがあるのも面白い所です。SalesforceはメインとなるTrailablazerコミュニティの他に、買収によって加わったSlack及びTableauにもコミュニティが存在しています。それぞれが大きな規模になっているのですが、お互いの良いところを学びながら拡大し続けているという話が聞けたのは良かったですね。他社のコミュニティ担当の人たちに学びのあるセッションだったのでは。
キーノートの大役を終えた二人と一緒にSalesblazerアピールしたらUSアカウントから日本語で返信来ててびっくり
そしてDay2へ
あっという間に初日が終わりDay2。この日は自分のセッションがあったり
リバネスナレッジ取締役の平塚さんによるTableauセッションがあったり
平塚さんによる振り返りnoteはこちら
限定メンバー向けのラウンドテーブルへの登壇があったり
True to the Coreで質問したり
私のセッションについての詳細は別のnoteに書きますので、データ基盤としてのDataCloudをどうやって使うつもりなのか?みたいな部分に興味がありましたらお読みください。
追記)書きました↓
True to the CoreはSalesforce の開発者チームに直接質問できる機会なんだけど、そこでSalesforce adminってハイスキルが必要すぎて、ここからLLMとか結構大変では?って聞いてみたら、今はめちゃくちゃエキサイティングな時期だからどんどんやっていこうよ!(意訳)みたいな返答だった。もちろんコパイロットの提供があるともっと良いんだけどねって話しをしてました。
Admin頑張っていこう!
Day2終わりはSlackのレセプションパーティーに呼んでいただいて、喋り倒しました。
以上がSWTTで起きたあれこれです。盛りだくさんだったな!
裏番組のre:Inventにて
時期的に完璧に被ってしまったre:Inventにて、弊社事例が発表されました。現在パイロットで提供されているAmazon Aurora版のHeroku Postgresについての評価です。
パフォーマンスめちゃ高い気がするのでGAに期待です。
最後に
2023の大きめなイベントはこれにて終了。
年明けにはJapan Dreamin'が開催されます(2024/1/27)ので、そちらで会いましょう!
ちなみにその前週にはフィリピンドリーミンが開催されます。もしフィリピンに行く方がおりましたらそちらでもお会いしましょう。
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。