アイキャッチ用__1_

AI企業の「今」を見て、直近の「未来」を考えてみた

みなさん、おはようございます!
パッション本多です\(^o^)/

最近気温もガクッと下がり、朝はマフラー必須の季節になりましたね… 皆さん「手洗い・うがい」などの体調管理は万全にしていきましょう!
やっぱり体調を崩すと、気持ちが良くないですからね!笑

さて!
今回は事情により、AI企業の「今」の動きについて、いくつかのAI企業を深掘ることで考えてみる機会がありましたので、こちらをご紹介し、皆さんと直近1~2年後の「未来」について考えてみたいと思います!!!

本投稿では、AIに関わる注目企業も7社ほどご紹介しますので、AIが産業にどう応用されているのかを知りたい方も、あわせてぜひチェックしてみてください!

【2019年】AI企業の注目ニュース


まずは「今」ということで、2019年に日本のAI企業にどんな動きがあったのかを振り返ってみたいと思います!

上場ニュース
・2019年9月 AI CROSS 東証マザーズ上場
・2019年12月 AI inside(12/25マザーズ上場予定)

「Forbs Japan「日本の起業家ランキング2020」」
・2020年度 2位 エクサウィザーズ
・2020年度 10位 cinnamon

思った以上に多くないですよね?私自身もっと多いことを予想していました。上場ではないのですが、資金調達ニュースを振り返ってみても、2019年は「SaaS」の年だったなと個人的に思います。

東証マザーズ上場を果たしたSansan、そして資金調達ニュースとして取り上げられていたヤプリSmartHRフロムスクラッチプレイド。見返してみても「SaaS」企業の活躍ぶりが目につきます。

2019年は、AI企業にとっては「あまり目立つ年ではなかった」ことが見て取れたと思います。


【企業紹介】2019年に注目を集めたAI企業

このように、世間であまり目立たない中でも、注目を集めた上記4社のAI企業について、一体どんなサービス提供をしているかを確認してみたいと思います!見てみると面白いです!

AI CROSS
日本でもっとも早くAIチャットボット開発に取り組んだ会社です。経済産業大臣賞の証拠復旧の技術から生まれたセキュリティに万全な法人チャットで、AIがチャットボットでのチャットデータを解析し、社員の悩みや本音を把握できるサービス展開に強みを持っています。
AI inside
AIを活用し、手書きや印刷した文字を、コンピューターが利用できるデジタル文字コードに変換するSaaSプロダクトを提供しています。この技術は「OCR技術」と呼ばれており、富士キメラ総研の調査によれば、AI-OCR市場の市場規模は2020年までに約170億円に到達すると予測されています。
エクサウィザーズ
機械学習を用いた各種解析技術に基づくソリューション提供をしています。「HR Tech×AI」の文脈で、AIが活躍人材やメンタルの状態を把握する『HR君』、データ解析・動画解析・画像解析・音声解析・テキスト解析などの様々なモデルをダウンロードして利用できるプラットフォームサービス『exa Base』、主に介護・医療現場などで適切なケア技法が撮影された動画を集めたコーチングAIの開発等も行っています。
Cinnamon
人工知能文書読み取りエンジンを開発・提供しており、見積書、発注書、納品書などを自然言語処理技術にて、重要な論点を抽出したり、帳票の分類をするのに役立てられます。


【東大発】日本で注目の「三大AIベンチャー」をご存知ですか?


AI企業の注目的を理解することを目的に、以下、東大発の三大AIベンチャー企業をご紹介したいと思います!!上記したものは、あくまでも2019年を切り取ったものですからね!!

ユニコーン企業や上場している企業も多くあることが分かりますし、日本の最先端のAI企業の実情を知ることができます

Preferred Networks
主に工場ロボットや自動車などの産業用ハードデバイスやヘルスケア領域に対するAI技術の応用を行っています。機械学習による自動二足歩行ロボットの開発や少量の血液でがんを早期発見するシステムの開発なども行っています。2019年にユニコーン企業として選定されたスマートニュースと合わせて、日本のユニコーン企業として選定されています。
※参照
https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/start-ups/4_PFN.pdf
PKSHA Technology
東証マザーズ上場東京大学では有名なAI研究開発を行う松尾研究室の卒業生により創業された会社です。機械学習を用いたCRMソリューションを提供する『CELLOR』、コールセンターやFAQ対応を自動化・半自動化するAI技術を用いた対話エンジン『BEDORE』、顧客の行動履歴、外部データ(ソーシャルグラフ等)を用い、顧客が持つ信用・リスク・購買確率を定量的にリアルタイムに予測し与信を行う『PKSHA Predictor』などを提供しています。
モルフォ
東証マザーズ上場デジタル画像処理技術の開発、製品化を行っております。カメラの手振れ補正や顔認識をカメラに搭載されたAIが自動的に処理する技術を基にして、スマートフォン向けの画像や車載・監視カメラに応用させていっています。


【考察】AI企業における1~2年後の「未来」について


2019年のAI企業ニュース、そして東大発の三大AIベンチャーについて取り上げてきましたが、これらをもとにして、直近1~2年後の「未来」について少し考察してみたいと思います。

全体を俯瞰した結論で言うと、今はまだtoB向けの製品が多く、上場企業でも従業員数がまだまだ少ない状況ですので、これからtoC向けの製品開発が進み、その需要の多さから、より一層上場する企業も増えてくるかもしれません。他にもAI専門企業と事業会社の「提携・統合・買収」の話や、資金調達の話も、2020年は増えてくるでしょう

根拠ですが、ご紹介した7社の状況を見て頂くと分かると思います。今はAI技術を産業に応用できる形にしているフェーズであり、具体的な応用の想定を試行錯誤している状況なのではないでしょうか?そんな中でも、「産業への応用化」のゴールに少しずつ近づいてきているのが、今回ご紹介した7社なのだと僕は考えています!

AIは人の処理の範疇を超えた高精度な処理技術によって、人の意思決定や提案力、商品開発力の向上を手助けする役目を担っています。そんなAIの「現在」を知ることは、これからの仕事においても人生においても足しになることは間違いないと思います。今回ご紹介した観点で、今後AIに関わるニュースを見てみるのも面白いかもしれませんよ!!

それでは、会社に遅刻してしまいそうなので、今日はこの辺で失礼します!!!笑

今日も皆さんにとって、素晴らしい一日でありますように!!!

パッション本多\(^o^)/

この記事が参加している募集

はじめてのインターネット