見出し画像

【学校選びDAY7】完全型と併設型

こんばんは。

昨日は麻布中学の見学会について
書きました。

麻布は
完全型の中高一貫男子校
という切り口で見ると

東京都で中受偏差値トップなの。
首都圏では聖光学院に次いで2位です。

完全型とは高校募集がないことです。

今年の6月23日-7月1日にかけて
【学校選びDAY1-6】を書きました。

6年間をシームレスに使って
大学受験の先取りをしてほしいから
連携型の志望度を下げたけれど

完全型と併設型の違いについては
この時は重視しませんでした。


本日は完全型・併設型について
改めて検討します。

※参考にしたサイトは文末です。


1. 完全型のメリット


近年では本郷と豊島岡が完全型へ移行。
メリットがあるってことよね。
それは何かしら。

各校の開示情報を見るわ。
・本郷:理由の記載なし
・豊島岡:理由の記載なし

わかんない。

調査終わり。


仕方ないから
巷の情報を検索すると

大学入試改革と
2017-18の学習指導要領の改定
が理由の一つとしてありそうだわ。

大学入試が総合力を測るものになると
準備としては探究学習が有効で
完全型が対応しやすい。

併設型は高1のカリキュラムが二本立て。
現場の負担は大きいでしょうね。

シンプルな内部構造にして
学校側も全力を注ぎたいよね。

ふむ。完全型に一票。


2. とりとめなき事ども


でも、大学入試改革って
2021年に実質的に頓挫してたような。。

千葉県のトップ校である渋幕は

2019/6/19発表の
「制服のリニューアル」の中で
「将来の中高一貫化を見据え」と書き

完全型への移行を検討している
と言われていましたが様子見かな。

完全型への移行は即ち
中受定員の増枠を意味するので
上場会社なら適時開示が必要なくらい
取扱注意の情報だわ。

まさか2025年なんてことは。。

トップ校で変更があると
それ以外にも影響するから
ザワザワする。。

アラ。。
豊島岡は中学の定員増はなかったのね。
また別の理由があるのね。

3. 併設型のメリット

併設型の開成は
高校入学組によりもたらされる刺激を
重視しているみたい。

少なくとも
2017-18年の学習指導要領の改定は
併設型の継続に影響しなかったのね。

次の改定は2027年頃かな。
ゼタ(是太郎。息子)は中学生ね。


(ご参考)学習指導要領の改定は10年ごと


ちゃんと見通したいなら

都立高の復権とか
10ある都立中高一貫校のうち
併設型だった5校全てが
完全型へ移行したことなど

公立も高校入試も含めた
市場全体を見ないとだけど。。


完全型に一票入れたし
長くなったし
疲れちゃったから別の機会にする。

お付き合い下さり
ありがとうございました。

おしまい。
- - - - - -
(参考にしたサイト)
いずれもアクセス日は2022/10/17

・PRESIDENT Online, 2019/12/19


・朝日新聞EduA, 2020/3/13


・本郷中学校・高等学校「中学校及び高等学校 入学試験の変更について」2019/5/19

・豊島岡女子学園「入学試験の変更について」2019/6/15

・渋谷教育学園幕張中学校・高等学校「制服のリニューアル」 2019/6/19

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?