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パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月28、29日 Le Jouetとラ・ブーム


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語学学校に通い始めたのが嬉しくて、日記もフランス語でがんばってます(笑) ほぼ小学生低学年の作文ですね(笑)

語学学校のFIAPで、どんなスケジュールで授業を受けていたのか記憶が曖昧なのですが、月ー金で毎日通って、2コマ(90分×2)だったと思います。だから学校に通い始めてからは、基本的に午前中予習、午後は夕方まで学校だったと思います。オペラ座のバレエがある場合は夜7時からなので、開演には十分間に合う感じです。

毎日通うとさすがに鍛えられます。基本的に12月末までは語学学校にコンスタントに通ったので、ここからのフランス語の進化は目覚ましいものがありました。この頃習ったことは、なぜか今でも記憶にしっかり残っていて、暗唱させられたエディット・ピアフの「milord」の歌詞とか、ウラジミール・コスマが音楽を担当した「Le Jouet」という映画のこととか。


ピアフの代表曲のひとつ。歌詞を一曲覚えると、ずいぶんいろんな単語、言い回しに出会います。



フランシス・ヴェベール監督Francis Veber 「Le Jouet」 1976年
ほんの3分とか5分の映像を見て、会話を検証していくような授業です。


「Le Jouet」の音楽はウラジミール・コスマという人が担当しています。この人、じつはこの曲の作者 ↓


1980年公開の「La boum」のサントラはコスマが担当です。大ヒットのこの曲も。

先生はこういった文化的な側面もたくさん教えてくれました。自学で机に向かうのも良いですが、こういうのは学校に通う醍醐味ですね。

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