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完全子会社化されて株式交換される親会社の単元未満株式をどうするか

保有していた銘柄が株式交換対象となってしまった……

株式投資を始めた頃合いに購入してずっと保有していた銘柄があったのですが、親会社に完全子会社化されることにより親会社と株式交換となるそうです。
要するに甲という親会社がいまして、乙を完全子会社にしますと、乙の株は非公開化され、持っていた乙の株式は甲の株式へと交換されるわけです。

結局「甲の株が手に入るなら良いじゃん」という感じではあるのですが、乙の株価相応しか手にはいらないわけです。
つまり、甲株が乙株よりも高い場合、乙株1単元くらいでは甲株単元未満株となってしまい、少々面倒なことになるわけです。

単元未満株になったら……

単元未満株になると何が面倒かと申しますと、金融商品取引市場では普通に売買することができなくなり、1単元に増やしたり売ったりするには発行会社や証券会社へ買増請求や買取請求をしなければいけなくなるのです。
自分もこの辺りは実際にやったことがなく、あまり詳しくないので間違っている可能性がありますが、書類を請求したり手数料がかかったりするみたいで普通の売買よりも面倒みたいなんですよね。

最近は単元未満株を扱っている証券会社も多いので、そちらを利用すれば比較的簡単に買増できたり、売却できます。
ただし、売買タイミングは1日に数回のみでリアルタイムでの取引はできません。
そして、単元未満株の取引サービスが充実しているところは大手くらいだと思われます。

株式交換対象になった場合、どうすればいいのか ……

まず一番は「親会社の株が欲しいかどうか」です。
親会社の銘柄を調べてみましょう。
もし、良さそうな銘柄であれば、そのまま株式交換まで保有していても良いと思います。
単元未満株になっても配当金は株式数分もらえます。
強いて言えば議決権がなく、株主優待銘柄の場合は100株以上という条件が多いので、その辺りの権利がなくなるくらいでしょうか。
保有する方針が決まれば、あとはマイペースに1単元まで増やしても良いですし、そのまま単元未満株として保有していても良いと思われます。

もし、親会社の株がいらない場合は子会社が上場しているうちに売却するのが面倒がないかなと思われます。
単元未満株を売却しようとすると、前述にも書きましたようにリアルタイムでの取引はできなくなるので要注意です。
自分は親会社の株はいらないと判断したので、子会社が上場しているうちに売却しました。



株式投資をしていればこういうケースに会うこともあると思われます。
何事も焦らずに検討することが大事ですね。
今回、自分が遭遇した株式交換銘柄の詳細、そして+αの思い出話は有料版で報告したいと思います。
ただ実際に保有していて株式交換銘柄になったと言うだけなので推奨銘柄とかではありません。
毎回言っておりますが、投資の検討は自己責任でお願いいたします。
無料版はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ

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