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お土産の些事

※ここでは、山暮らしのサラリーマンで時々旅人になる筆者が、旅の些細な事(些事)をnoteにしています。

今回は、旅の「お土産」についてです。

国内・海外に限らず、旅につきものは「お土産」です。

旅行した地域のものを、持って帰って友人や家族に渡したり、自分用に持ち帰ると、いつでも旅の余韻に浸ることができます。

しかし、海外旅では注意しなければいけない問題があります。

それは、輸入時の検疫です。

日本へ持ち込めない品目

まず、日本に持ち込みができない品目があるということを知らない人もいるかもしれません。

日本には、動物検疫という制度があり、農林水産省より輸入禁止・停止のもの、検査証明書がないと持ち込めないものなどが規定されています。

主に持込規制があるのは、肉製品です。

肉製品は以下のように農水省のHPに記載されています。http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html

現在、多くの国で家畜の病気が発生しており、また、おみやげや個人消費用のものは検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。

実体験として、
私は、台湾の空港で肉饅頭をお土産に買って帰ろうとしたのですが、免税店スタッフに日本には持ち込めないと教えてもらったので、それを買うのをやめまたことがあります。

普段、空港でお土産を買うことはないのですが、ちゃんとそういうことを指摘してくれるスタッフがいてくれてよかったです。
(というより、知らずに購入している旅行者が多いからかもしれません。)

なお、間違えやすいですが魚は持ち込み可能です。
生魚という特殊な形で持ち込まなければ、缶詰などは持って帰ってくることができます。

出国は、渡航先の持込規制を確認する

ここまで日本への持込規制を述べてきましたが、他国でも同様に持込規制が存在します。

出国の際は、各国大使館のHPや各種ガイドブックをチェックして出発するようにしてください。

一般的なものは、現金、貴金属のような高価なもの、たばこやお酒など該当します。

しかし、中には日本人の感覚からすると特殊なものも。

簡単な例を挙げておくと、

シンガポール…チューインガム(※動物検疫の関係ではありませんが)
オーストラリア…梅干し
ニュージーランド…乳製品、カップ麺(中に入っている卵の加工品)、ハチミツ
などがあります。

知らずに入国しようとすると、もれなく没収されるので注意してください。

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