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パスポートとビザの些事

※ここでは、山暮らしのサラリーマンで時々旅人になる筆者が、旅の些細な事(些事)をnoteにしています。

さて旅と言って、気になったのが、

パスポートとビザ(査証)の違いをみんな知っているのか?そもそもビザとは何か?説明できる人はそんなに多くないのではないかということです。

つい最近、初めて海外旅行に行く人に相談を受けたのですが、「最悪パスポートさえ持ってればいいんでしょ?」って言い放ってました。汗
こちらからすると、「大丈夫かな?」って感じです。

今回は、パスポートとは?ビザとは?から両社の違いに触れつつ、自身の旅行術に触れていきたいと思います。

パスポートは国際的な身分証明書

まず、多くの人が知ってるパスポート(旅券)です。
パスポートは、海外で自分が日本国籍であることを証明する身分証明書の役割を果たしています。
このパスポートを持っていないと、日本さえ出国できないので、海外旅で最も忘れてはいけない物です。

また現地では、ホテルにチェックインするときにパスポートを使いますし、列車などの交通機関のチケットを取る場合に必要になったりします。

もちろん、街中で職務質問を受けた場合は、パスポートを出せば自分の身分を証明できます。

なのでパスポートは、「国際的な身分証明書」と考えるといいでしょう。

旅先における、日常生活でいうところの運転免許証のようなものです。

有効期限は、5年(青)と10年(赤)があり、申請の際に選択することができます。

タイムリーにこんなニュースが飛び込んできました。


ビザは、許可証の役割

次に、ビザ(査証)についてです。

案外、この存在をないがしろしている人が多いです。

それは、日本のパスポートがビザという存在を知らなくてもいいぐらい便利だから!です。

日本のパスポートは、ビザなし(いわゆるノービザ)で渡航できる国の数が世界でも指折りの多さです。

それが日本人にビザの存在を忘れさせる原因になっていますが、基本的には、人様(外国)の土地に入るには、その人様の許可が必要です。

大原則、ビザがないとその国に渡航できないと考えてください。(ノービザでもパスポートに押される入国スタンプは、ビザの一種です。)

ビザは、その渡航国に入国しようとする場合に外国人のパスポートに付与されるもので、許可証の役割を担っています。

なので、ビザの発給をもって晴れて入国用件を満たすわけです。

国によってルールが違うので、入国スタンプだけで許可証の役割を果たす国と事前に許可証を取得しないと入国できない国があります。

そのため絶対に、渡航前は渡航国のビザ要件を確認しましょう。
(渡航したら、事前取得のビザが必要だったという失敗談も聞いたことがあります。)

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