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留学とメンタルヘルスについて

こんにちは!GCSの根本です。

今回は、留学において軽視されがちな「メンタルヘルス」について、私自身の経験とオススメの対処法を取り上げながら、その重要性についてお伝えできればと思います。

留学前から帰国後に至るまで幅広く取り扱うので、留学を計画している人から現在留学中の人、さらには留学から帰ってきた人まで、皆さんのお役に立てることを願っております!


①留学前

出発が近づくにつれて不安が…!

期待に胸を膨らませながら申し込んだ留学。ですが、出発が近づくにつれて様々な不安が浮かんでくることがあります。私も、出国一週間前からは「環境に上手く馴染めるだろうか」「治安は大丈夫だろうか」といった考えが頭から離れませんでした。程度については人それぞれかもしれませんが、"ワクワク"と"ドキドキ"の両方を感じながら留学先へと飛び立つことになるでしょう。

〈対処法〉ネガティブな情報に触れすぎないようにしよう

不安な時には、ネガティブな情報ばかり目についてしまいがちです。そこで、できるだけ楽しいことを考えるようにしてみましょう!留学先でやりたいことをリストアップしたり、食べたいものや行きたい場所をリサーチするのもいいかもしれません。肩の力を抜いて、「楽しむぞ!」という気持ちをお忘れなく!また、出発までに時間がある人は、留学予定の国や大学から来ている留学生から実際の話を聞いてみるのも良いかもしれません。

②留学中

期待や理想とのギャップを感じてしまうかも

夢にまで見た留学生活のスタート!…ですが、留学先に抱いていた期待とのギャップを感じることもあります。また、授業や日常生活で思い通りにいかないことがあって、思わず自分を責めてしまうことも…

それから、意外と注意すべきなのが、数週間から数ヶ月ほど経って留学先に慣れてきた頃です。到着後すぐは新しい環境に慣れるだけで精一杯ですが、しばらく経つと、日本が恋しくなったり、留学に来てからの自分の成長を疑ってしまったりすることがあるかもしれません。

〈対処法〉一回立ち止まって、周囲を頼ろう

そんな時には、無理をしないで一回立ち止まってみましょう。
以下が、私が留学中に実践した、メンタルヘルスを回復させる行動のリストです。

  • 友人と話す(似た境遇にある他の留学生もオススメ)

  • 同時期に留学してる東北大の友人とzoomを繋ぐ

  • 相談できる窓口の活用(東北大・留学先大学のカウンセリングサービスなど)

  • 奮発して日本の食べ物を買う

  • 生活習慣を見直す(食事・睡眠・運動)

  • SNSから距離を置く(他の学生と比べない)

  • 留学生活を振り返って成長を実感する

留学中は全て一人で抱え込んでしまいがちですが、話すことでかなり楽になると思います。目の前のタスクから一度離れてみて、リラックスする時間をとってみましょう!

カフェの店員さんが何気なく書いてくれた"Life is great"の文字
初めての試験期間で気が滅入っていましたが、このメッセージに元気を貰えました

③留学後

帰国後に燃え尽きてしまうことも

留学生活が終わってからも、メンタルが落ち込んでしまうリスクがあります。留学が楽しすぎたあまりに、日本での日常とのギャップを感じて「あの頃に戻りたい...」と落ち込んでしまうかも。また、いわゆる「燃え尽き症候群」のように、留学を頑張ったために力を使い果たし、何もやる気が出ない…なんてこともあり得ます。筆者も帰国してからは、次の学期が始まるまで、地元で何もせずにダラダラと過ごしていました(汗)

〈対処法〉次の目標への一歩を"ゆっくり"踏み出そう

そんな時には、次の目標を探してみることをオススメします。留学の経験を通して見つかった新しい関心や興味などに基づき、何か新しいことを始めてみるのもいいですし、卒業後の進路について考え始めてみるのにも良いタイミングかもしれません。

ですが、無理に頑張る必要はありません!留学は人生における一大イベントです。留学中には楽しいことも沢山ありますが、留学という「非日常」においては、日々生きているだけで体力を使います。それゆえ、次の目標に向けて動き出す前に、ゆっくり身体を休めて充電することも必要です!

おわりに

メンタルヘルスを大切にすることは、留学を充実した経験にするための重要な要素の1つです。この目的においても、GCSは皆さんのお役に立てればと考えています!カウンセリングを利用して留学に対する不安を話すも良し、GCSのイベントで他の留学仲間を見つけるも良しです!とにかく、1人で抱え込まずに周囲を頼ってみてください!皆さんの留学の経験がより良いものになるよう願いを込めて、この記事を締めたいと思います。

GCS 根本


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