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GCRMを始めようと思った理由(その3)

こんにちは。GCRMパートナーズの杉山です。
GCRMを始めようと思った理由(その1)
GCRMを始めようと思った理由(その2) 』から続きます。

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コミュニケーションのコツ

テクノロジーの進展や各種ツールの機能向上により、英語コミュニケーションスキルそのものの底上げができるようになれば、これまで英語を使うことだけで精一杯だったコミュニケーションに少しだけ余裕ができるはずです。

その結果、本来考えるべきコミュニケーションそのものの「質」に目を向けることができるようになります。

たとえば:
・ 今までのやり取りから考えて、メールのトーンはこれで正しいだろうか?
・ この事象を説明するには、どの順番で言うのが最も効果的だろうか?
・ 部長はこういうロジックで話すと承認してくれやすいよね
・ この情報は今言うべきだろうか?(いや、別の質問の答えが返ってきてからの方が混乱を招かずに済むと思う。)
・ 彼/彼女とは文化の背景が異なるので、指示の仕方を少し工夫してみよう

というようなコンテクスト(文脈)を理解したうえで、自分なりのコミュニケーション戦略を考えることもできるようになります。

それでも想定外のことは多々発生しますが、それについては『 成功するビジネス英語は自主練あるのみに書かれている通りです。

私たちは、日本語でのコミュニケーションでは、本来上記のようなことは自然に判断しながら行動できているはずです。
しかし、英語(またはその他の言語)でのコミュニケーションになった瞬間に、脳の何割かが英語の脳内翻訳に使われてしまうのか、本来発揮できるはずの能力の 60%や70% しか発揮できずに忸怩たる思いを持った経験を持つ方も多いことでしょう。

それらの解決策が、以前は「英語を 1000時間勉強すること」や「グローバルでの経験を多く持ち、場慣れすること」のような、若干体育会系な解しかなかったものが、昨今、ツールをうまく活用することで、選択肢の幅が広がったのは喜ばしいことです。
その結果として、質の高いグローバルコミュニケーションの使い手が増えれば、それがビジネスの成果にも繋がります

これから

生まれて初めて受けた TOEIC が400点台だった新人SE は、人材育成の世界で  GCRMパートナーズを興すことになりました。
決して英語が得意だった訳ではない(今でも決して得意ではない)自分が、英語をベースにした仕事を提供していることの人生の不思議さを感じると同時に、同じようなビジネスパーソンの手助けができれば、そして、それにより日本企業のグローバル化のお手伝いが少しでもできれば、という創業時の信念は今も変わりません。

今に至る経緯の中には、米国大学院への留学や、NY やロンドンでの海外生活、シカゴの IT ベンチャーでの就職、そして日本でのグローバル系の研修会社でのマネジメント経験、などなど、さまざまな出来事があり、さらに、今の GCRM の仲間を含む多くの人との出会いがありました。
それらが有機的に繋がって今に至ることには、感謝の気持ちしかなく、それはまさに “Connecting The Dots”

GCRMパートナーズは、今後もたくさんの Dots を世界中のあちこちに広げながら、お客様やビジネスパートナーと共に成長していきたいと考えています。
これからも、よろしくお願いいたします!

次の記事では、「大人になってから英語を学ぶ人のために」というテーマで、今まで研修や講演で提供してきたコンテンツをご紹介していきます。

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