見出し画像

GCRMを始めようと思った理由(その1)

こんにちは。GCRMパートナーズの杉山です。
GCRM の note を始めたので、会社を設立した理由についてお話ししていきたいと思います。

          *  *  *

「武器」としての英語

私がなぜ2012年に GCRM をもう1人のパートナーと一緒に設立しようと考えたのか?

いくつかの理由がありますが、その1つは、
「グローバルな環境で仕事をして、成果を上げるには、英語ができる必要があるが、それは、必ずしも若いころから英語が堪能でなくとも、まして帰国子女でなくても、社会人になってからの努力でもなんとかなる。」
だがしかし、
「その努力をしないと、いつまでも英語ができないままの人になってしまう。」
ということを自分の実体験から強烈に感じ、そこにニーズがあると確信を持ったからです。

もう少し掘り下げると、大事なのは「英語ができるかどうか?」ではなく、英語が少しだけできることで、
  得られるチャンスが増える
  仕事の選択肢が増える
  日本以外でのさまざまな経験をすることができる

という点であり、
「そのためのお手伝いができないか」
と考えたのが GCRM を始めた理由の1つだったのでした。

これから少子化がますます進む日本。
市場を国外にも求めることは重要な企業戦略の1つとして、今後も言われ続けるはずです。
インバウンドの観光客も沢山来てくださり、少しでも英語ができることが、自分の「武器」の1つになることは間違いないでしょう。


英語が苦手だった学生時代

もともと、英語は好きでも何でもなかった。
中学、高校と、英語の教科書の丸暗記で定期テストの点は取れても、
「英語でのコミュニケーションって、それって何?」
という生徒の一人でした。
大学は地方国立大学の理系の学部。
同じく英語は暗記で乗り切って、楽しく実験などをして学生時代を過ごし、これまた英語には一切関係なしの大学時代を過ごしました。

最初の仕事は、米国系のコンピューター会社のSEでしたが、当時は
「英語なんてできなくても大丈夫。ぜひ当社に来てください!」
と太鼓判をおされ、それを信じた私。
潮目が変わったのを感じたのは、入社後まもなくでした。
都内の有名私立大学を卒業して入社した同期の、キラキラ女子はみな英語が得意。
というか、ある程度英語なんてできて当たり前。

「なんか、就職面談で言っていたことと違うのでは?」と思いつつ、
入社早々に受検させられ、生まれて初めて受けた TOEIC は、当然の結果である400点台。
当時の課長には、「こういう女子も珍しいよね」と、かえって面白がっていただきました。

「ちょっと困ったな」とは思ったものの、毎日の仕事は死ぬほど忙しいし、飲み会は楽しい。
さらに日本で働き、日本顧客がクライアントであるSE(システムズエンジニア)にとっては、仕事に英語なんて関係ないし。
と、お気楽にその後の数年を過ごしたのでした。

GCRMを始めようと思った理由 (その2) 』に続きます。
  

#GCRM #グローバル人材育成 #グローバル人事 #カスタマイズ翻訳