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東京都心でマンションを買って暮らす

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しっかりと考えて、よく吟味して、慎重に選べば誰にでも、東京都心の住まいはまだ手に入ります。そのために必要な情報について記載します。
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鉄筋コンクリートの建物は100年以上持つように造られています(施工の検証)

建物が100年以上持つように設計されていても、正しく施工されていなくては、100年はおろか30年も持ちません。鉄筋コンクリートの構造体は、鉄筋がしっかりと組み立てられて、コンクリートを現場で打設する時に、施工管理がきちんとできていなければ、設計通りの性能を発揮できません。打設時の天候や気温の状態でダメージを受けますし、工事中に作業員が手抜きをしたり、ケアを怠ったりすると、後からやり直すことができません。 鉄筋コンクリートの建物の施工は簡単ではありませんから、たとえ、設計監理

鉄筋コンクリートの建物は100年以上持つように造られています(物理的検証)

鉄筋コンクリートの建物の寿命はコンクリートの内部の鉄筋が錆びることによって、膨張し、内側からコンクリートが破壊され始めた時に、終わるものだと考えられます。破壊されて生じたコンクリートのひび割れからは、多量の雨水が侵入し、建物のあちらこちらで雨漏れが発生するようになってしまったら、とても住み続けることはできません。 コンクリートは弱アルカリ性の物質ですが、経年によって表面から中のほうへ、徐々に中性化が進みます。表面から鉄筋までのコンクリートの厚みは最低3㎝以上と決められています

25歳で一件目、35歳で二件目のマンションを買って東京都心で暮らしましょう

東京都心のマンションの価格は高いので、広い部屋は簡単には買えませんが、小さな部屋ならだれにでも手に入ります。そこから始めて必要な時に買い足す方法ならば、誰でも東京都心で住まいを所有して、老後も不安無く暮らせます。 年齢階層別の平均年収を調べてみました。国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」では以下のようになっています。 年齢階層 平均年収 19歳以下 124万円 20~24歳 273万円 25~29歳 389万円 30~34歳 425万円 35~39歳 462万円 4

東京都心の小規模ビルやマンションはどんな建物に建替えたらいいのだろうか

1. 東京都心は変貌し続ける 東京の都心は高度の利便性と安全性を兼ね備えた魅力的な街なので、人もお金もそこに集まり続けます。そして街は日々激しく変化し続けています。大規模な面開発が次々と行われ、繁華な地域が広い範囲に拡大し、やがてその地域が相互に繋がって広がり続け、東京都心の街はその全体が、24時間フルに活動できる、眠らない街へと変貌しつつあります。 2.住・商・業務混在の街になってゆく 不動産の価値はそれが有効に活用されることで生まれますから、昼夜を通じて長時間活用で

【一億総中流時代から世帯間格差拡大時代へと】

1.貧困層が増加し続けています昭和から平成を経て令和に至り、世の中の常識や当たり前だったことがそうではなくなったり、全く逆になったりしています。昭和の後期から平成の初期までは高度経済成長期でしたから、中間層の収入が膨れ上がり「一億総中流」と言われた時代でした。バブルが崩壊して「氷河期世代」という多数の犠牲者を生み出してその時代は終わりを告げました。そして富が一握りの富裕層に集中し始めて、いつの間にか貧困層が増え続けています。富裕層の所得が増えて非正規労働者が増えたので、世帯当

【都心の街は日々変貌し拡大します】

1.都市再開発 東京の都心部では一時も休むことが無く、どこかで再開発が進行中です。都市再開発事業が行われる地域内には、集客力の高い施設が出店し、道路や街並みが整備され、地域の魅力が高まります。多くの人がそこに訪れるようになると、その周りに店舗が集積し、やがて周辺の住宅地域にも店舗が出店します。住宅地域内の店舗の数が増えて裏通りにも店舗が連坦するようになると、気付いた時には地域全体が商業地域になっています。住宅よりも店舗の賃料は高いので、その地域の不動産価格は上昇します。 始ま

【東京都心の中古マンションを買って住む理由】

1.東京都心は住み心地が良いから 生まれてからずっと東京の都心で暮らしています。東京都心で生まれたのは偶然ですがそこで何年暮らしていても他の街に移りたいとは思いませんでした。住み心地がとても良いからです。その理由はおそらく住まいとして重要な3要件、安全性、利便性、快適性が、全て高い水準で満たされているからだと思います。しかもその住み心地は年々良くなっています。 2.東京都心は安全性が高いから 気候変動で国の内外を問わず、大規模な水害のニュースがたびたび聞こえてきます。東

【何故都心で暮らし続けているのだろうか】

令和5年の秋に後期高齢者になりましたが、生まれてからずっと東京の都心で暮らしています。居心地がいいのですがその理由が一体何なのか、思いつくままに書いてみました。 1. 空気感がほかと違う 街にはいつも人が溢れ、情報が溢れ、文化が溢れ、心をざわつかせる刺激が溢れています。街の中には目新しいアイテムがあり、早くも次の季節のファッションで装った人がいて、何気に季節を先取りできます。次々と建て替わる建物や走る車の色や形からも、最先端の空気感が味わえます。だから少しだけお洒落して、

【自分に必要なのはどんな住まいなのだろう】

1.住まいの選択肢 持ち家か借家かという選択に始まって、一人住まいか二人住まいか三人以上の家族のための住まいなのか、二人は兄弟なのかパートナーなのか夫婦なのかそれ以外なのか、そこに何年住むつもりなのか、住まいに求める第一条件は機能なのか安らぎなのか、人それぞれに思いは異なります。時が経過すれば同居人の数は変化します。住まいに求める条件も変わるでしょう。短期間に条件が変化しそうなら、借家を選択するのが良いのでしょうが、そこに長期間住み続けるのなら、経済性で持ち家が勝ります。

もっと人生を楽しみたいけれど、そのために都心に住むのは難しそう。ですが、これを読んであなたも都心で住まいを買って暮らしませんか。

都心で暮らすのは難しそうですが 私は毎日楽しく暮らし続けたいと思っています。そのためにはまず遊ぶのに便利、そして暮らしやすい場所に住まなければなりません。大自然の中で暮らすのが好きな人もいるでしょうが、娯楽施設や利便施設が身近に溢れている大都会での暮らしを私は選びます。 私のように大都会での暮らしを選ぶ人が多いからでしょうか、都心に近い住まいほど高額です。中でも東京の都心が一番魅力的だと思いますが、2023年12月現在で東京都心の新築マンションは、1㎡あたり200万円前後で

【都心で楽しく暮らす住まいの買い方】

前回のこちらの記事の続きです。 私が考える都心とは、東京の中心地銀座と丸の内までドア・ツー・ドアで30分以内に行ける場所のことで、千代田、中央、港の都心3区の全域と品川、渋谷、新宿、文京、墨田、台東、江東の隣接7区の一部の地域です。そして、大田、目黒、世田谷、中野、杉並、練馬、豊島、板橋、北、荒川、足立、江戸川、葛飾の外周13区にもほんの少しだけ、都心の定義に当てはまる場所があるかもしれません。 買う住まいは広さ30㎡~50㎡程度、価格4000万円以下で、安心して買える中古

¥300〜
割引あり

【安全な中古マンションを買うためのチェックポイント】

「中古マンションには経年劣化で何か欠陥がありそうだから、後悔したくないので安くても買いたくない。」と考えているかもしれませんが、「新築マンションも誰かが一日でも住むか、新築後1年を経過したら中古マンションです。」それなら新築と比較して割安な中古マンションを選んでみようかなと思ったら、買っても後悔しない中古マンションを見極めるために、以下の5ポイントくらいは事前にチエックしておきましょう。 (ポイント1)賃料利回りを想定してみます 概算賃料利回りが5%以上の物件を検討対象に