10/2(水)「東京-ロンドン グリーンファイナンスセミナー2024」を開催します!
皆さんこんにちは!
今回のnoteでは、10/2(水曜日)に開催する「東京-ロンドン グリーンファイナンスセミナー」についてご紹介します。
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東京都はかねてより「サステナブルファイナンスの先進都市」を目指して様々な取組を展開しており、今年も10/2(水)から11(金)までの間、その普及等を目的としたイベントを集中的に実施する「Tokyo Sustainable Finance Week 2024」を開催します。
サステナブルファイナンスって?
サステナブルファイナンスは、環境問題や社会問題を解決し、持続可能な社会を実現するための投資や融資といった、金融面での支援を指します。
サステナブルファイナンスが注目されている背景には、気候変動や格差、人口減少などの社会的課題への対応が急務となる中で、こうした課題の解決に資する資金やアドバイスを提供する役割の重要性が高まっていることが挙げられます。
中でも、例えば地球温暖化対策や再生可能エネルギーに関する新しい技術の開発や設備の導入には、多額の資金が必要です。今回のセミナーで取り上げる「グリーンファイナンス」は、こうした環境問題の解決につながる投資への資金調達として、世界中から大きな期待が寄せられています。
この「Tokyo Sustainable Finance Week 2024」の初日、10/2(水曜日)に「東京-ロンドン グリーンファイナンスセミナー」を開催します!
このセミナーは、世界屈指の金融街である英国シティ・オブ・ロンドンとの連携事業として2018年から毎年開催しており、今年の開催で7回目となります。
※ シティ・オブ・ロンドンについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
セミナー概要
日時:2024年10月2日(水)17:30 ~ 19:00(日本時間/予定)
会場:都市センターホテル 5階オリオン(東京メトロ「永田町」駅から徒歩3分)
※ オンライン配信あり ※ 英日同時通訳あり ※ 参加費無料
※ 会場では、終了後にネットワーキングを行います
今回のプログラムをご紹介!
セミナーは東京都、英国シティ・オブ・ロンドン、駐日英国大使館が共催し、日英の金融関係者・資産運用業者の方々にご登壇いただき、対談とパネルディスカッションを行います。
対談「ネイチャーファイナンスの動向と日英の取組」
突然ですが、皆さんは「ネイチャーポジティブ経済」という言葉を聞いたことはありますか?
2023年3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることに資する経済」とされています。
こうした「ネイチャーポジティブ経済」の実現に向けた、企業による情報開示、金融機関等による投融資、生物多様性に貢献する技術等への投資などの金融面の取組は、「ネイチャーファイナンス」と呼ばれ、昨今、世界的に注目されています。
そして、資金の流れをネイチャーポジティブに移行させるという観点から、民間企業や金融機関が、自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組みを構築するための国際的な組織として2021年に設立されたのが、「自然関連財務情報開示タスクフォース」(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)です。
今回のセミナーでは、TNFDの情報開示の枠組を検討する「タスクフォースメンバー」に日本人として初めて選出されたMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス(株)の 原口 真 氏、そして英国からは、TNFDの事務局を務め、グリーンに関するプロジェクトへの資金調達や金融システムのグリーン化などについて英国政府に提言を行う官民連携の独立組織 Green Finance Instituteの ヘレン・エイヴリー 氏が、「ネイチャーファイナンスの動向と日英の取組」をテーマに対談を行います。
東京には、生物多様性の宝庫である里山や雑木林、天然林も残る山間部や、世界自然遺産・小笠原諸島をはじめ特徴的な自然環境・生態系を有する島しょ部など、豊かな自然環境があります。生物多様性の損失などの環境問題は、身近な社会課題として感じる方も多いのではないでしょうか。
金融関係のお仕事をされている方だけでなく、投資や環境分野に関心をお持ちの方など、どなたでもご参加できますので、ぜひ東京のリアル会場まで足を運んでいただけると幸いです。
またオンライン配信も行いますので、遠方の方のお申込みもお待ちしています!