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Bitmoji Classroomを作成してみた

先週、もっちーずきさん(@mocchee_HK)が主催していて話題沸騰中の『zoomでシェア会』に参加させていただいた時の話だ、メインイベンターはつさん(@Hatsu_Oz)のプレゼンでBitmojiが使われていたのに乙女心ならぬオッサン心が揺さぶられたので早速自分用のアバターを作成してみる事にしたのだ。操作はいたって単純でアプリをダウンロードして自撮りすれば自動的に作成してくれる。後は身体や服装を選べば良いだけなのであるが、こんな感じの出来上がりを期待していたのにも関わらず…

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何故か出来上がったのは最早「江東区の草刈正雄」(uminekoさん談)(@Umineko1848) や「地中海人」(もっちーずきさん談)を通り越して、「アラブの偉くもなく、しびれるような香りいっぱいの琥珀色した飲み物すら紹介してくれない生臭坊主」(井上陽水さん談)(@yosuiinfo)にしか見えない、やたら顔の濃いおっさんのアバターだったので、ちょうど遊びに来てた彼女監修のもと微調整を行ったのだ。微調整と言っても顔や身体の各パーツを選ぶだけなのだが、その際の指示がいちいち「目はもっと殺気がある」だの「肩幅はもっと厳つい感じ」だの分かりにくい事極まりない上に、「腹はもっと出てる」「足はもう少し短く」と言う指示もあり完成するまでに私の心はズタズタに傷つけられてしまったのだ。そこまで身も心も犠牲にし完成したアバターである、もっと活用しないと自分に申し訳がなさすぎるので思い切ってBitmoji Classroomも作成してみたというのが今回のお話の主旨だ。

取り合えずYouTubeを参考に見様見真似で作成した後、用途を考えたところ来学期の作文の授業で使ってみようと思い立ち改良したのが以下のものだ。

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用途をご紹介する前に2つの前提を述べる必要があるだろう。1つ目だが今回のBitmoji Classroomは学生の為ではなく私自身が授業中使いやすいように作成した点(授業は基本プロジェクターに映し出されたスライドで行なう)、そしてもう1つ、来学期の作文授業は中間テストまでの前半部分でグーグルマップを使用したレビューを3つ書いてもらおうと思っている点だ。それを踏まえた上で紹介させていただく事とする。先ず画面上①のPCに映し出されたスプレッドシートのロゴをクリックすると学生の一覧表に飛ぶようにする(未作成)、表には学生達が作成したドキュメントやスプレッドシートのリンクを貼り付けし、クリックひとつで当該学生の作成したシートに飛べるようにする予定である。次に現在作成済みのシートを紹介しよう。これは一回目「レストランのレビュー」と二回目「観光名所のレビュー」を作成する為のであるマトリックスである(三回目分はまだ作ってない)。私の持論だが文章は構成が命である。まったく構成を考えずに書く私が言うのだから間違いない。それが証拠にこの文章も本能の赴くまま書いているのである。落としどころなんて勿論考えていないので、ひょっとしたら大学時代○下君が大学構内にある素敵なチャペルの前の広場で、「俺の神をも恐れぬ行為を見ろ!必殺回転小便!」と叫び、楽しそうにくるくる回転しながら小便をしていたエピソードの紹介でこの文を締めくくる可能性だってあるのだ。幸い付近に私以外いなかったので良かったものの、あまりにも下品かつ低能な行為ではなかろうか。そんな彼にも今や綺麗な奥さんと可愛い娘さんがいてビジネスマンとして世界中を飛び回っている事を鑑みるに、そのようなエピソードを紹介するのはあまりにも不本意な事である。娘さんと言えば生まれた当初は糸井重里似の少し残念な感じだったのだが、この十数年間ご本人も血の滲むような努力を重ねたのであろう、見事○下君の遺伝子を克服し奥さん似の大変可愛らしい女の子に成長したのである。そんな娘さんが万が一この記事をご覧になり、父親の嘗ての蛮行を知ってしまったら幻滅するに違いない。なにせ父親のM下君と言えば、ただでさえ大学時代のGB takaって奴と「ときめき変態倶楽部」という名前からして恥ずかしい秘密結社を構成していたほどに救いようがない男なのである。これ以上幻滅させるのは教育を生業としている私としても不本意極まりない事なので避けたいところである。それはそうと、もう一人の構成員であったY脇君は元気なのだろうか。何を隠そうY脇君は同時期に私と台湾で日本語教師を始めて、ひとりだけちゃっかり彼女を作り早々に日本に引き上げていった男だ。そしてその後、その彼女との間に子供をもうけ幸せな家庭を築いてる事、嘗てジャニーズの松本潤似の色白イケメンだった彼も20㎏以上増量して完全に中年太りのおっさんと化した事、更にはその彼女(現奥様)というのが、かの有名な『百戦百勝鋼鉄の霊将』こと、アベ・ワンコ閣下の元教え子だった事までは知っているが、五年ほど前に電話し「お前、靴メーカー勤務だったよな?ジムに通おうと思ってるんだけど履いていく靴がないから今から無料シューズ持って来い」と銀座に呼び出し、挙句居酒屋で鍋をご馳走してもらって以来連絡を取っていないので今は何をしているか知らない。なんとも薄情な奴である。それにしても世界は狭すぎやしないだろうか&その節はご馳走さまでした。

ところで何の話だったっけ。そうだ、レビューに取り掛かる前のマトリックスの紹介だった。以下はそのシートだが、まだ作成中なので問題点等あれば生まれたての雛鳥に接するように極めて優しく温和にご指摘いただけると幸いである。

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マトリックスが出来上がったら今度はドキュメントにて草稿し、Googleクラスルーム上に提出し(PC画面の左側のLOGO)、私の添削作業が終わったら、いよいよ実際のレビューの投稿である。学生たちがレビューした店や観光名所は全てマイマップにて管理するのだが、そのマイマップのリンクを埋めてあるのが②の地図なのである。因みに以下はマイマップだが、現在なんのレビューもないので取り合えず勤務校をピン止めしておいた。勿論おすすめスポットでもなんでもないので、一刻も早く学生達にレビューを投稿してもらい、この邪悪な職場のピンを外してしまいたい。マイマップが完成した暁には皆さまにシェアしたいと思っているので楽しみにしていただけると本望だ。

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さて最後は③の部分であるが、本棚にはグループAからグループUというタイトルまで計21冊の本が陳列されていて、クリックすると各グループの発表用スライドに飛べるようにするつもりだ。本の表紙はcanvaというサイトで作成したのだが、このcanvaはポスターや本の表紙などを無料でデザインできる財布に優しい優良サイトである。計画性と金と石原さとみさんとの縁がない事では右に出る者なしの私にとって、「無料」という言葉ほど心地よい響は「濡れ手に粟」「一攫千金」「お代わり無料」「石原さとみ」等を始めとする約3976語を除いて他にない。そもそも何故わたしはこれ程までに石原さとみさんと縁がないのであろうか。彼女が東京メトロのCMで紹介していた幾つかの店は、私も何度も足を運んだ事があるのに一向に撮影現場に出くわさなかったではないか。神が何故これほどまで苛烈な試練を私に課すのかが理解できない。そもそも主よ、あなたを冒涜したのはM下君であって私でないのである。神よどうか哀れで弱く、ちょっとエッチでがさつでテキトーな私を許し給へ。

因みに21という数には何も意味はないのだが、1クラス60人前後いるので3人から4人のグループを作ると最大で21グループぐらいになるのではという計算からである。今のところ学期後半にあたる中間テスト終了以降から評論文の作成に取り掛かる予定で、その際にグループで討論した事をスライドにて発表し、それをまた他のグループと討論しながら最終的に評論文を完成させる予定である。そして以上で述べた理由からグループワークにさせるという結果が導き出されたのであり、決して「毎回60人分も添削したくないからグループワークにしてやろう、ざまあみろ」などという安易な目的などなかった事は明記していおく必要があるだろう。そもそも目的と結果が異なるものである事はスピノザの汎神論でも否定されているではないか。

以上、現在考えている使用用途を紹介したところで今回の記事を終わりにしたい。来学期実際にトライする中で問題も出てくるだろうから、その際は実践例として紹介するつもりだ。そしてなんだかんだで無難な着地点を見いだせた事により、松下君の過去の蛮行エピソードを一切披露せずに今回の記事が終えられた事に安堵している次第である。


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