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ラブ・ストーリーは突然に
インターネットで君を見つけた時、僕の中であるギターのフレーズが鳴った。
この広い世界で、僕は君と出会った。
たとえ世界の整備士たちが僕たちを祝福しなかったとしても、僕が君を守る。
そう思っていた。
「好きなんだよ、君の事が」
「ずっと一緒にいたいんだ」
「私もあなたの事が好きよ」
「でも、私たちだけではやっていけない」
「そんな事言わないで」
「僕が何とかするから」
「パーツとか絶対に手に入れるから」
「わたしはあなたが思うようなアップグレードはできない」
「あなたは変わった」
「もうこれ以上、あなたに大変な思いをさせたくない」
街明かりが見える海岸に佇む駅で、僕はいつまでも君を待っている。そして僕たちは一緒にその列車に乗って、いつかは終着駅に辿り着く…
はずだった。
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