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2022年ベストゲーム10選 1位〜5位

6位〜10位はこちら

5位 6月25日 全日本クラブ野球選手権東海二次予選(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)
岐阜硬式野球倶楽部 11-7 ヤマハ発動機野球部

岐 阜 001 024 022 | 11
ヤマ発 050 000 200 | 7

岐 阜 ○大野−安井
ヤマ発 中村(俊)、●近藤、清水、廣田、山口、加藤−伊野瀬

2回裏 岐阜0-1ヤマ発 7番伊野瀬センター犠牲フライ①
2回裏 岐阜0-2ヤマ発 9番加藤ライト前ヒット①
2回裏 岐阜0-3ヤマ発 1番伊藤サードエラー①
2回裏 岐阜0-5ヤマ発 2番長谷川(陸)センター前ヒット②
3回表 岐阜1-5ヤマ発 4番安井3球目に暴投① 
5回表 岐阜2-5ヤマ発 4番安井ライトオーバースリーベースヒット①
5回表 岐阜3-5ヤマ発 5番若松センター前ヒット①
6回表 岐阜4-5ヤマ発 1番伊藤(拓)ピッチャー前スクイズ①
6回表 岐阜5-5ヤマ発 3番後藤(駿)サードエラー①
6回表 岐阜7-5ヤマ発 5番若松センター前ヒット②
7回裏 岐阜7-7ヤマ発 3番志賀ライト前ヒット②
8回表 岐阜9-7ヤマ発 3番後藤(駿)センター前ヒット②
9回表 岐阜11-7ヤマ発 2番寺田ライトホームラン②

二次予選でヤマ発岐阜クラのマッチアップとか熱すぎるんだよなあ。
組み合わせが出た時からパワーバランス的にもこのカードは面白いゲームになりそうと思いましたが、両チーム一歩も引かない打撃戦はまさにクラブチームの面白さを詰め込んだゲームだったように思います。
そしてなんと言っても岐阜クラの大エース大野将吾投手の完投劇。9回162球7失点。ピッチング以外でもよく声を出しよく走り、全てのプレーで味方を鼓舞し続ける姿が印象的で、失点したあとに味方が点を奪い返すのもどこかわかるような気がしました。
ヤマハ発動機野球部も敗れはしたものの伊藤選手、天野選手が中心の強力打線が機能し、今年台頭著しかった中村俊介投手も5回3失点と二次予選の大舞台でしっかりゲームメイク。静岡県内では若干後塵を拝している感はありますがチーム力は充分あると思うので来年以降の躍進に期待です。

…それにしてもこの得点経過、入力するの結構疲れました(笑)。ただこの後もう2試合、得点経過の入力が大変だった試合が続きます。


4位 8月27日 全日本クラブ野球選手権(大和スタジアム)
NOMOベースボールクラブ 6-7x TRANSYS

N O M O 200 010 000 002 1 | 6
TRANSYS 000 002 001 002 2x | 7

N O M O 高取、●柳原−松田(政)
TRANSYS ○三谷−新川

1回表 NOMO1-0TRANSYS 3番平川レフト前ヒット①
1回表 NOMO2-0TRANSYS 4番田中センター犠牲フライ①
5回表 NOMO3-0TRANSYS 5番古林サードゴロ①
6回裏 NOMO3-2TRANSYS 4番西野ライトホームラン②
9回裏 NOMO3-3TRANSYS 8番藤本レフト前ヒット①
12回表 NOMO4-3TRANSYS 2番柳川ピッチャーエラー①
12回表 NOMO5-3TRANSYS 4番田中セカンドフィルダースチョイス①
12回裏 NOMO5-5TRANSYS 9番畠山ライト前ヒット①、ライトエラー①
13回表 NOMO6-5TRANSYS 8番大本ライト前ヒット①
13回裏 NOMO6-6TRANSYS 5番大栗押し出し死球①
13回裏 NOMO6-7xTRANSYS 6番新川押し出し死球①

等々力球場と大和スタジアムの2会場で開催された今年の全日本クラブ野球選手権。
大会初日の大和スタジアム第3試合 NOMOベースボールクラブ(西近畿)対TRANSYS(北海道)は延長13回の死闘となりました。

真夏を過ぎたとは言えまだまだ暑さの続く8月下旬の14時22分から始まった試合でしたが、両チームとも守備が良くて9回までで両チーム合わせてエラーは1。
タイブレークで行われた延長戦は10回、11回ともに両チーム無得点。得点が入りづらいと言われている無死一二塁 継続打順のタイブレークでしたが、これも両チームのディフェンス力の高さがそうさせたのかなという印象でした。
ただ、やはり試合時間が3時間に入った延長12回になって両チームにミスが出始めて試合が動くようになりました。こんな暑い中長い試合をやっていればいくらなんでも疲れも出るしそりゃ綻びも出ます…むしろここまで目立ったミスがないのがすごいわけで。試合の幕切れもNOMO2番手柳原投手の連続押し出し死球という形でしたが、正直こうでもならないといつまでも試合続くんじゃ…というくらい両チームの力が拮抗した試合だったと思います。
延長13回、試合時間3時間43分、延長戦だけで1時間越え。まさに死闘でしたね。

特にTRANSYSは毎回ランナーを背負うピッチングを続けていた先発の三谷投手を助けたバックの固い守り、土壇場9回ツーアウトから途中出場の8番藤本選手が放った同点タイムリーヒット等、ここ1番での攻守の粘り強さが光りました。
ベンチの雰囲気が底抜けに明るかったのもとても印象的でまた機会があれば観戦したいチームです。

そしてここまで軽くスルーしてきましたがTRANSYS先発の三谷投手、この試合を一人で投げきりました。13回 196球 10奪三振 被安打9 失点6(自責3)。いや196球て。


3位 11月12日 首都大学野球秋季入替戦 一回戦(サーティーフォー相模原)
明治学院大学 7-8x 城西大学

明学大 000 021 130 | 7
城西大 005 101 001x | 8

明学大 大川、高橋(風)、片渕、●家接、原(総)−坂本
城西大 中川、竹丸、○川口−山本(空)

3回裏 明学大0-1城西大 3番山本(空)センター前ヒット①
3回裏 明学大0-2城西大 4番鈴木(壮)センター前ヒット①
3回裏 明学大0-4城西大 5番坂口センター前ヒット②
3回裏 明学大0-5城西大 6番恋田センター犠牲フライ①
4回裏 明学大0-6城西大 1番古家センター前ヒット①
5回表 明学大1-6城西大 2番山崎センター前ヒット①
5回表 明学大2-6城西大 3番近岡ピッチャー前セーフティバント①
6回表 明学大3-6城西大 7番上野(隆)センター前ヒット①
6回裏 明学大3-7城西大 5番坂口サードゴロ①
7回表 明学大4-7城西大 6番斎藤(将)センター前ヒット①
8回表 明学大5-7城西大 2番山崎ライトエラー①
8回表 明学大7-7城西大 5番斎藤(隆)→代打中嶋(絢)レフト前ヒット②
9回裏 明学大7-8x城西大 7番池永→代打瀬良左中間ツーベースヒット①

春に27季ぶりの二部優勝を果たし、勢いそのままに入替戦も制し一部昇格を果たした明治学院大学でしたが、秋は勝ち点0の1勝止まりで一部最下位となり秋の入替戦に臨むことになりました。
対するは城西大学。首都二部を制したのは4季ぶりとなるわけですが、4季ぶりと言うと2020年秋。
この年の秋季リーグ戦は新型コロナウィルス蔓延の影響を受けた春季の中止を乗り越えて、開催にはこぎつけたものの入替戦はなしというシーズンでした。
一部在籍1シーズンでの二部降格を阻止したい明治学院大学と前回優勝時の無念を晴らす絶好の機会を得た城西大学というカード。このマッチアップでテンションが上がらない首都二部のオタクはいないでしょう。

注目の第1戦。明治学院大学は左のエース・大川投手、城西大学は1年を通して主戦として活躍した中川投手が先発マウンドへ上がりました。
大川投手は2回まで被安打0と良い立ち上がりを見せましたが3回裏に突如乱れて一挙5失点。4回裏にも1点を追加されて6点ビハインドとなってしまいます。
ゲームメイクが上手い中川投手が相手、更にリリーフエースの竹丸投手も控えている城西大学に6点ビハインドはいくらなんでも…と思っていましたが、ここから明治学院大学が反撃を見せます。
5回表に2点、6回表と7回表にも1点ずつ返してじわりじわりと城西大学に詰め寄る明治学院大学。8回表にも1点を返して、尚も二死満塁のチャンス。打席には代打中嶋絢之介選手。
明治学院大学のチャンステーマであるジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!が流れる中、中嶋選手の打球はショート増田龍一選手の横を抜けてレフト前へ。ランナー2人が帰り明治学院大学は遂に同点に追い付きます。
6点リードを守りきれなかった城西大学の中川投手、竹丸投手でしたが特に悪かったわけでもなく…特に竹丸投手は3回4失点7奪三振とかいうよくわからない数字ですし(苦笑)。
なんというか…明治学院大学の打線がガッチリ噛み合うとこうなりますよ、という展開だったかなあ。秋季リーグ戦で武蔵大学と両チーム二桁安打の打ち合いとかやってましたしね。

試合は7-7の同点で9回裏へ。城西大学が一死一二塁のサヨナラのチャンスを作ると打席には代打瀬良選手は2球目を左中間へ弾き返します。打球は無情にも殊勲の同点打を放ったレフトの中嶋選手がダイビングキャッチを試みた先で弾み、代走の板垣選手がサヨナラのホームイン。6点リードを追いつかれた城西大学でしたが最後はサヨナラ勝ちで明治学院大学を振り切って入替戦先勝を果たしました。

最初に書いた通り首都二部好きには激アツ過ぎるカードとは言え想像以上のぶつかり合い。もうこの時点でめちゃくちゃ満足だったのですが、翌日には明治学院大学・佐藤幹投手と城西大学・薗雄斗投手の4年生投手による投げ合いを明治学院大学が制してタイに戻すと翌々日の3戦目は城西大学の2点リードを6回に明治学院大学がひっくり返してそのまま逃げ切って激闘の入替戦に終止符。一部残留を確定させました。
全試合1点差ゲームのバッチバチに熱い入替戦、自分が見始めてからだと1番じゃないかな…首都二部に入れ込んでるからっていうのはあるんでしょうが。仕事の都合で平日はどうしても休めなかったとは言え、やっぱり月曜日も見に行きたかったですね(仕事サボって中継は見てた)。


2位 7月30日 全日本クラブ野球選手権関東二次予選 代表決定戦(市営浦和球場)
全大宮野球団 3-4x コットンウェイ硬式野球倶楽部

全  大  宮 000 010 200 00 | 3
コットン 000 000 102 01x | 4

全  大  宮 長澤、●山本−増田(元)
コットン 野澤、高木、○牛久−藤澤、古川

5回表 全大宮1-0コットン 2番斎藤セカンド内野安打①
7回表 全大宮2-0コットン 2番斎藤ライト前ヒット①
7回表 全大宮3-0コットン 3番小曽根ライト前ヒット①
7回裏 全大宮3-1コットン 6番藤澤ショートゴロ①
9回裏 全大宮3-2コットン 4番大杉センター前ヒット①
9回裏 全大宮3-3コットン 5番栗田レフト前ヒット①
11回裏 全大宮3-4xコットン 5番栗田押し出し四球①

大会連覇を狙う東京都・東京ガスを逆転でかわした横浜市・ENEOSの優勝で幕を閉じた2022年の都市対抗野球。
その翌日に行われたクラブ選手権関東二次予選・浦和1日目の代表決定戦は共に本戦初出場を狙う全大宮野球団とコットンウェイ硬式野球倶楽部のカードとなったのですが、都市対抗野球に負けず劣らずの熱戦となりました。
全大宮はなんとなく決定戦に来そうだなとは思っていましたがコットンウェイは神奈川の強豪、ジェイファムを破っての決定戦進出。(ジェイファムがあまりにも拙攻を繰り返していたとは言え)もうこの時点でコットンウェイ代表でも良くない?という感じでしたが…ジェイファム→全大宮のダブルヘッダーとかめちゃくちゃハードモードやんけ…。

試合は全大宮が5回表に先制、7回表には全大宮が更に2点を追加してリードは3点に。その裏から大黒柱・山本武蔵投手を投入して逃げ切りを図ります。
しかしコットンウェイもまだまだ諦めません。7回裏に1点を返すと8回表から初戦のジェイファム戦で123球1失点完投勝利を収めた牛久投手を投入。2イニングを無失点に抑えて2点差のまま9回裏へ。
9回裏、コットンウェイ打線が山本投手に襲いかかります。先頭の2番鍛治浦大貴選手がヒットで出塁するとエラーを挟んで4連打で同点に。押せ押せのコットンウェイは連打の勢いに乗ってサヨナラのホームも奪いにかかりますが、全大宮のレフト岡村選手の二度の好返球で同点に食い止めて試合は延長戦に突入します。
決着が付いたのは延長11回裏。コットンウェイは二死満塁のチャンスを作ると打席には5番栗田選手。2球でツーストライクに追い込まれますがここからファール4球で粘りフルカウントまで持っていきます。そして10球目。山本投手の外角のスライダーを見切った栗田選手。球審久木原さんの右腕は上がらずフォアボール、サヨナラ押し出しでコットンウェイは初のクラブ選手権本戦出場を決めました。

さっきのジェイファム戦はまぐれじゃねえぞと言わんばかりのコットンウェイの見事な粘り勝ち。特に栗田選手の押し出し四球は去年の都市対抗野球 名古屋市・東邦ガス対日立市・日立製作所の東邦ガス4番若林選手のサヨナラ押し出し四球を思い出すそれでした。
ダブルヘッダーの連投となった牛久投手も4回(うちタイブレーク2回)を無失点というナイスピッチング。足利大学時代にも見ていたピッチャーだったので神奈川1位のチームと埼玉1位のチーム相手に投げて13イニング1失点という結果は本当に誇らしい気持ちでいっぱいです。足利大学の誇りです(首都二部限界オタク)。

正直、この時点で今年はこれがベストゲームだと思いました。こんな熱い試合をこの先見られるとは到底思えず…。しかしこれを上回るベストゲームをこの試合の敗者・全大宮野球団が見せてくれました。


1位 8月11日 全日本クラブ野球選手権関東二次予選敗者復活トーナメント 代表決定戦(市営浦和球場)
全川崎クラブ 1-2 全大宮野球団

全川崎 000 000 100 | 1
全大宮 000 002 00x | 2

全川崎 ●佐藤、黒須−小林
全大宮 ○高木、山本−増田(元)

6回裏 全川崎0-2全大宮 3番小曽根サード強襲ヒット②
7回表 全川崎1-2全大宮 1番中村(優)セカンドゴロ①

前年のクラブ選手権優勝チームが関東代表・全足利クラブだったため、従来の4枠からさらに1チーム増枠となった今年の関東地区。
代表決定戦で一度敗退したGOOD・JOB硬式野球部、全鹿嶋野球倶楽部、全川崎クラブ、全大宮野球団が集結し最後の1枠を争いました。
こんなのどう考えても激戦必至じゃん…と組み合わせが決まった7月31日から毎日毎時毎分毎秒ワクワクしながら過ごしてこの日を迎えたわけなのですが、
第1試合 GOOD・JOB硬式野球部 5-6x 全大宮野球団
第2試合 全川崎クラブ 3-1 全鹿嶋野球クラブ
と代表決定戦どころか1回戦の2試合ともベストゲームノミネートレベルの好ゲーム。もうこの時点で最高の夏休み確定です。

全大宮野球団対全川崎クラブのカードとなった代表決定戦。関東最後の一枠というのは言わずもがなですが、他地区の出場チームはこの時点で全て決まっていたので最後の16チーム目が決まる大一番となりました。
試合は全大宮高木投手のスローボールを軸にした打たせて取るピッチングと全川崎佐藤投手の低めを丁寧に突くピッチングが共にハマり5回を終えて0-0の同点。特に佐藤投手は1回戦の全鹿嶋戦で133球完投勝利を収めた43分後に再び先発マウンドに上がって5回まで無失点ピッチングという鉄腕ぶりを発揮します。
6回裏に全大宮3番小曽根選手のサード強襲ヒットの間に二者生還で試合が動くと、直後の7回表に全川崎が1点を返して試合は終盤へ向かいます。

8回表。1点リードの全大宮は逃げ切りを図るべく山本武蔵投手にスイッチ。
コットンウェイ戦でのリリーフ失敗に加えて、この日の第1試合 GOOD・JOB戦でも9回に同点タイムリーを許していた山本投手。この試合は今まで見てきた中で1番気合いが入っていたんじゃないかと思わせるようなピッチング。めちゃくちゃ雄叫びを上げていたりもしていて、どこかこれまでの不安を無理やり振り払おうとしているようにも映りました。
試合は全大宮1点リードのまま9回表。全大宮はあとアウト3つで代表決定ですが全川崎は先頭の6番栗田選手がレフト前ヒットで出塁。すかさず盗塁を決めて二塁へ進むと続く7番高橋海飛選手の内野ゴロの間に栗田選手は三塁へ進み同点のチャンスを作ります。
打席には8番岩永選手。3球目を捉えた打球は全大宮ショート秋山選手の頭上を襲う鋭いライナー。これを秋山選手がジャンプ1番ダイレクトキャッチのビッグプレーを決めてツーアウト。三走栗田選手戻れずライナーゲッツーで試合終了となり全大宮野球団がクラブ選手権最後の一枠を勝ち取りました。

ライナーゲッツーで試合終了になった瞬間、ベンチから飛び出し山本投手の元へ向かい歓喜の輪を作る全大宮野球団の選手たち。やがて整列を促され輪は解けるのですがその中に目元を右腕で覆う山本武蔵投手の姿がありました。

二次予選で苦しいピッチングが続いていた山本投手。もうあとがない敗者復活トーナメントの大詰めの場面、そのプレッシャーは計り知れないものがあったと思います。
最後の最後でギリギリ耐えた山本投手のピッチングもさることながら、山本投手を救ったバックの守備、山本投手を最後まで信じた全大宮野球団。そして山本投手を追い詰めた全川崎クラブ。チームスポーツの面白さと美しさが濃縮されたナイスゲームでした。今年は文句無しでこの試合がベストゲーム第1位です。


あとがき

ということでベストゲーム10選をお送りしましたが…いやー、ほんと文章書けなくなったなあ、という弱音(笑)。ベストゲームの選出はすぐに終わりましたが構成がめちゃくちゃ難産でして、もう無理やりコーヒー飲んで書き終わるまで寝ないと決め込んでどうにか書き上げました。来年からはもうちょっと頑張ります。はい。まあ、そんなことは置いといてちゃんとあとがきを書きましょうか。

今年は146試合を観戦しました。年間の観戦数としては過去最多ではあるのですが、コールドが多かったり雨天ノーゲームも含めての数字なので言うほど密度の濃い数字ではないかな、というのが個人的な印象ですね。

特にクラブチームの試合はたくさん見ましたね。今年のベストゲーム10選のうち7試合がクラブですからね。
企業は企業で面白いとは思うのですが、今はクラブチームを見たい周期が来ているのかなという感じですかね。前と比べて東京六大学や首都一部を見なくなったのも企業の観戦数が減ってきている原因かもしれないです。
都市対抗一次予選なんかは3月の静岡を皮切りに東京、神奈川、埼玉、千葉と色々見て回ったりとかしてましたけどどこも面白かったし、どこのチームも都市対抗にかける気持ちは強いものがあるということを痛感したと言うか、東京ドームで行われる本戦だけが都市対抗じゃないだなということを見ていて思いました。まあ自分が勝手に思っているだけなのかもしれませんが。

例年通り相変わらずトラブルにも見舞われて、北信越と東北の都市対抗の二次予選の日程が丸かぶりしたり、クラ選東海二次予選を見に行った結果3週連続で雨天ノーゲームに立ち会ったり、応援しているチームが休部を発表したり応援しているチームが二大大会合わせて代表決定戦3連敗したり応援しているチームがコールド負けをギリギリ回避したのに大会規定で8回打ち切りになったり11月19日に開催された東海地区クラブ野球選手権の準決勝、決勝がどうしても外せない別用と被ってしまい観戦を断念したり…と、色々ありましたが、なんだかんだで今年も楽しく野球観戦できたと思います。まあでも来年はもうちょっと遠征は減らしたい…体力はともかく遠征費が結構しんどかったので。。

いつまでこの観戦スタイルを続けるのかは自分にもわかりませんが、今年のベストゲームのような試合が見られるのであれば体力の続く限りまだまだ球場へ足を運びたいなあとは思っています。

他にも色々書きたいこと言いたいことはありますが長くなるのでこのへんで。

おしまい

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