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【受講生による実施企画】「ガンバフレンズ」実施!

皆さま、こんにちは!
ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー事務局です。
11/5にJ1リーグの最終節が行われ、白熱したシーズンが幕を閉じました。
ファン・サポーター、パートナー、ホームタウン、そしてガンバ大阪に関わる全ての皆さまには、心より感謝申し上げます。

さて、今回は10/1(土)明治安田生命J1リーグ第31節柏レイソル戦および10/29(土)第33節ジュビロ磐田戦の2試合に渡り行われた、受講生(チームくむすけ)による「ガンバフレンズ」をレポートさせていただきます。
9/10(土)明治安田生命J1リーグ第29節FC東京戦では試験運用を行い、なんと合計3試合で開催された肝入りの企画をぜひご覧ください♪

LINEでのコンテンツ配信を通してより充実した観戦体験を!

LINEサービス「ガンバフレンズ」では、サッカー観戦初心者をサポートすることで2回目以降の来場へ繋げることを目的とし、サッカー観戦がより楽しくなるコンテンツを配信しました。試合数日前から選手を把握しつつワクワクできるように「推し選手診断」を配信し、当日はスタジアムをより満喫できるように「スタンプラリー」を用意しました。さらには集中して試合を楽しめるよう「予想クイズ」や「スタジアムグルメ事前オーダー」も用意しました。

LINEサービス「ガンバフレンズ」のイメージ

公式サイトやSNSを通した事前告知や、試合当日にポスターなどを用いて宣伝を行うことで、最終的なサービス登録者数は約4,600名にも及びました。
ここからは、チームくむすけの受講生からレポートいただき、企画を見ていきましょう!

【リリースはこちら】
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/14121/c/0/year/2022/month/09/

毎週の打合せと宿題でスピード感のある企画検討を!

「くむすけ」というチーム名は、チームメンバーの頭文字を取って名付けました。毎週打合せを実施し、それぞれが宿題を持ち帰って企画の検討を進めました。企画検討の手順をご紹介いたします!

① 注力指標(KPI)の定義
来場者のデータを参考にし、注力指標(KPI)を「再来場者率(1→2回目来場)」と定義。「初来場者数(0→1)を増やすこと」よりも、「再来場者数(1→N)を増やすこと」の方が来場者数増加のポテンシャルを感じたため、「集客」よりも「定着」を狙いました。

② ターゲット層の定義
「企画で介在価値を発揮できそうなターゲット層」をデータやヒアリングから定義しました。

③ 介在箇所の定義
ターゲット層/KPIの定義後、我々の介在箇所を定義しました。
【観戦前】期待を醸成する
好きな選手を作る/スタジアムの楽しみ方を事前に知れる
【観戦時】満足度を向上させる
スタジアム自体を楽しむ/試合の着目点を作る
【観戦時】不満を低減させる
スタジアムへの行き方/スタグルの長蛇の解消

④ 施策方針の定義
また上記の施策実施後に「定量的に振り返られること」も念頭に置きながら具体のHOWの検討に着手。定量データを取得できて、来場者に馴染みのあるLINEを利用することに決定しました。

打合せの進め方
タスクの管理(カンバンチケット)

実施企画のアイデアがいよいよお披露目!

ガンバフレンズ初回イベントのコンテンツ内容は以下でした。

LINEアカウントを利用した
①推し選手診断
②クイズ
③スタグル予約
④スタンプラリー

パナスタ、サッカー観戦初心者の女性向けのLINEサービスを実施。推し選手診断で選手の魅力を伝え、クイズでスタジアムの一体感を感じてもらい、スタグル予約で観戦体験の魅力を、スタンプラリーでスタジアムの楽しさと凄さを体感していただきました。

スタンプラリーの画面

LINEを通して、サッカー観戦とガンバ大阪の魅力を伝え「次も觀たい」「スタジアム楽しい」と思ってもらい、ファン(リピート)になってもらうようなコンテンツづくりを念頭にサービス構築しました。
それが実現した一歩目の日となりました。

ホームゲーム情報の配信

「ガンバフレンズ」のオワリはじまり

何より大変だったのが、ターゲット層が「また来たい」と思ってもらえるコンテンツを考えることでした。LINE上での提供コンテンツの種類も多かったので、すべて実現できるのかが不安な中、検討を進めていました。また、本業もありながら毎回宿題があり、検討時間を確保する難しさも感じました。
試験運用を含め、3回のイベントを行いました。運用を重ねる度にブラッシュアップを行い、最終的には約4,600人ものガンバ大阪ファン・サポーターの方に登録をいただけるコンテンツを作ることができました。

イベント当日の様子

私たちが作った「ガンバフレンズ」は今シーズン限定を想定したLINEサービスではあったものの、良い反響が多く、アンケートから「ガンバフレンズを来期も続けて欲しい」という声を多くいただくことができ、とても良かったです。何度もミーティングを重ねてきた企画がようやく形になり、嬉しさとオワリが近づく寂しさがありました。
まだまだ伸びしろのあるコンテンツなので、3回のイベント実施で得たデータをキッカケに来シーズン以降も「また来たい」と思ってもらえるコンテンツが続き、ガンバ大阪が「日本を代表するスポーツエクスペリエンスブランドになる」過程に寄与できたら嬉しく思います。

このようなお声がいただけたのはガンバ大阪の阪本さんをはじめ多くのスタッフの方々や協力いただいたGBAの1期生、同期、そして同じ釜の飯(お好み焼き)を食べて苦楽を共にした「くむすけ」の仲間達のおかげです。

スタンプラリーに参加するサポーター

今後も「ガンバフレンズ」を継続していきたい

9/10FC東京戦の試験運用から、10/02柏レイソル戦と10/29ジュビロ磐田戦と合計3試合で企画を実践したことにより、獲得できたデータと経験は来年度以降にも十分活用できます。
「ガンバフレンズ」がガンバ大阪にとってのデータドリブンを支えるツールの1つとして発展できる可能性もあるため、来年度以降も継続していきたいと考えています。

GBAの講義方針である「知る⇒考える⇒アウトプット」については、講義期間中に体現することができました。今後は講義期間の枠にとどまらず、「発展させる」というあらたなステージへ向かって、チームメンバーやガンバ大阪と協議しながら進んでいきます。
「ガンバフレンズ」は「くむすけ」のメンバーだからかこそ、実現できた企画です。メンバー同士が互いに支え合い、高め合いながら関係を構築してきました。GBAのコンセプトである「スポーツ界の将来を担うビジネス人材を育成する」に共鳴、共感しながら、ガンバ大阪やサッカーのみならず、日本スポーツビジネスの発展に寄与できる活動として、くむすけが今後も前に進んでいけることが理想です。

修了式でのメンバー集合写真

まだまだ内容の濃い実施企画のレポートは続きます!!

皆さま、いかがでしたか。デジタルとリアルのコンテンツが融合した当企画。まさに、ガンバ大阪のデジタルマーケティングの好例となる結果になりました。今後、デジタルをさらに活用することで、試合以外の時間もサポーターの皆さまに楽しんでいただけるよう、取り組んでまいります。
まだまだ受講生の実施企画レポートは続きますので、お楽しみに♪

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