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リーダーシップから会社経営を考える

リーダーといえば常にみんなの先頭に立ち、部下をぐいぐい引っ張っていく人、指示や命令をする人というイメージがある。勝敗や戦い、緊急時などで上意下達が有効な場面もある。でも異論が唱えられない組織は、リーダー以上の力量にはなれないのも事実ではないのだろうか。

わたしが思うリーダーは、メンバーが自由に意見が言える雰囲気づくりができる人。そしてリーダーは、自分のタイプに合わせて自分なりのリーダー像をつくっていけばいい。ただしメンバーに、リーダーの価値やその思いを受けとる土壌があることが必要条件。King&Princeの岸くんを見るたび、この人はそういったタイプなんだろうなあと思っていた。

自分たちの後ろ楯となる人がいなくなり、自分たちを取り巻く環境の激変を感じ、今後の方向性を決めたのだろうと推測される。理念は変わらない。

グループの経営目標                                             『King&Princeを価値あるものとする』        グループの経営方針
1  ダンスの実力を高める。                                  2   海外進出をする。                                            具体的目標                                                              
1   自主的にダンスレッスンをする。
2   英会話を練習する。
    努力して実力を高めればきっと認めてくれる。そうした20代の若者とそれを支える人たちの一途さで、忙しい雑誌の取材、ドラマ撮影、バラエティなどが終わった後、深夜のダンスレッスン、英会話。並外れた能力と努力の持ち主であっても疲弊しない方がおかしい。

問題を総括的に解析する人がいなかった。無理もない。これらは後から気づくことだから。

脱退、退所発表前に、多くのダメージある映像が流れた。SNSもそう。どちらも視覚によるイメージダウン、拡散力の効果は大きかった。瞬く間にツイッター数が減り、嫌気が差すほど言葉が荒れていた。これはいったいどういうことなのかと、考え込んでしまった。私が受け取っていた楽しさ、笑い、わくわく感は、私の周りの人たちにも影響し、生活が明るく前向きになっている。そんななかで、ファンの人のコメントやブログに『恩返し』という言葉を見つけた時に、ああこれだと共感できた。

会社、事務所の方針に逆らったかどうかは分からない。事務所を出る方が海外進出に近いとの判断もできる。分からないだらけの、私には想像も出来ない世界。ただ今思うのは、個人の意思と能力を生かすために、組織を見直して欲しいこと。営業部門、広報部門、レッスン部門(歌、ダンス、演技、バラエティなど)、法務部門(ハラスメント、コンプライアンス、税金関係、芸能人としての許容範囲)(名誉毀損、侮辱罪、幸福追求権)など思い付く限りでもこんなにある。(このnoteにも専門的記事があり興味が広がる。)

このnoteには、いろんなグループや個人を推している人がいて、推す人がいる生活の楽しさが伝わってくる。私もKing&Princeの音楽的感性やぎりぎりのタイミングで踊るダンス(この「ぎりぎりのところ」という発言は辻井伸行さんと即興をした時の山下洋輔さんの言葉)が私の生活を後押しする。

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