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【頑張りたいのに…系ゲイ向け】本当の気持ちが行動に現れている問題、どうやって解決する?

『毎日筋トレする!』
『資格試験合格する!』
『今年中に絶対彼氏作る!』

こんなふうに目標を決めて達成しよう!と意気込んでいるものの、なかなか捗らないし結果が思うように出ない人向けのお話です。

・意思は強いのになぜ結果が伴わないか
・どうしたら結果に近づけるか

この2つについてお伝えします。

思っていることは行動に出る

思っててもなかなか結果に反映されないとき。

それは、いくら口で言っても文字に書いても意識を強く持っても、潜在的な意識はすべて行動に出ることが原因です。

身もフタもない言い方ですが、説明していきますね。

何か目標を達成したいと考えたとき、アナタの中では変化が起こります。

今までやったことがないことに挑戦したり、新しい知識を勉強したりするので当然です。

この「未体験のこと」「未知のこと」に取り組もうとするとき、人間の本能が邪魔をします。

人間には常に元の状態に戻ろうとする恒常性という性質があります。
また、思考や行動など様々なコストをできるだけ発生させないようにいつも同じであろうとする「現状維持バイアス」という無意識の思考回路も備わっています。

傷ができたら治る。
風邪で熱が上がったら下げようとする。
前の夜気合いを入れて早起きしようとしたけど翌朝起きるのを諦めて二度寝する。

こういう人間の身体や思考回路は恒常性現状維持バイアスに因るものです。

やりたくてもできないとき何が起こっているか

新しいことに挑戦するとき、この「勝手に元に戻ろうとするクセ」のせいで思っていても行動が伴わず結果に反映されないことがあります。

・筋トレがいつも長続きしないで挫折する。
・資格試験の勉強に集中できないのに、動画サイトを見てるとあっという間に2時間経つ。
・彼氏を作りたいのにいつも同じ友だちと遊んで新しい出会いに恵まれない。

これは全て「勝手に元に戻ろうとするクセ」のせいで、

・筋トレ毎日やるの疲れるからやりたくない。
・勉強より動画見てる方が楽だからいつまでも集中できる。
・新たに知り合って距離を縮めていくよりすでに仲良くなってる人と遊んだ方が楽しい。

実際はこんなふうに無意識に考えてしまっているということなんです。

だから、いくら口で言っても文字に書いても意識を強く持っても、潜在的な意識はすべて行動に出る、と言えるワケです。

そして何か目標を達成しようとしているときの、日々の自分の行動を見れば、「自分は本当にそれを成したいか」超絶明確に分かるというワケです。

そして、何度言葉にしても意識しても行動に移せないのは、「勝手に戻ろうとするクセ」がめちゃくちゃ強くて、無意識に「本当はやりたくない」と考えてる状態です。

この状態、人によって程度の差はありますが、人間誰でも持ってるクセで起こるものです。

なので、良い悪いという二元論的な見方で判断しないようにしてくださいね。

その上で、この「やりたくてもできない状態」からどうやったら抜け出せるかを見ていきましょう。

「できない」を克服する方法は二つある

挑戦したい、目標を達成したい。
でもなかなか行動に移せない、結果が出ない。

そうなったとき、選べる道は二つあると考えてください。

①諦める

一つは目標達成を諦めること。
諦めて本当にやりたいことだけを全力でやる、という方向にふっ切れてしまう。

これだけだとちょっと意味が分からないと思うので、さらに説明していきます。

諦めることは悪い、と思われがちです。
でも先ほども言ったように、勝手に元に戻ろうとするクセで起こる一連のことは良い悪いで考えなくていい話。

むしろ諦めることは悪くありません

本当にやりたいことをやるときにめちゃくちゃ集中できてパフォーマンスも上がるなら、その方面で成果が出ることだって十分あるからです。

例えば彼氏を作りたくて頑張っている場合。

新しい出会いは欲しいけど、出会って仲良くなって…というステップが実際めんどくさかったり、嫌われるのが怖かったりすることってありますよね。

だからそういうのはいったん諦めちゃう。
で、すでに仲の良い友だちとめっちゃ遊ぶ。

仲が良い人との距離をさらに縮めていくのは、新たな出会いから仲良くなるより楽勝。

そのうちもしかしたら友だちの友だちを紹介されて、その人と良い仲になって…みたいなことが起こるかもしれません。

弱点を克服することには膨大な労力が必要です。
でも強みを活用するのは勢いさえあればいい。

できないことはしない。
それよりもやりたいこと、好きなことに全力で取り組む。

この繰り返しで自分のパフォーマンス力を底上げしてみましょう。

そしたらもしかしたらそのうち、底上げして増えた余力で、今までできなかったことに取り組めるかもしれません。

できない自分を責めるより、できる自分を褒めるという戦法です。

②地道に前進する

もう一つの方法は、ほんの少しでいいから行動に移し、それを継続していくことです。

100のうち1でも2でも行動できたらOKと考える。
そして一歩ずつ前に進んで、それを積み上げていく、という方法です。

何かを頑張りたい!と考える人によくありがちなのがこんな考え。

『100のうち80、90をこなさないとダメなんだ!』
『いつでもどんなときでも100以上を確実にやるべき!』

こんなふうに、勝手に元に戻ろうとするクセに真っ向から挑んで、しかもそれを自分に強制してしまう。
心当たりありませんか?

こういう人は、取り組み始めはものすごくガツガツ進められるけど、時間が経つにつれて、

『昨日まで頑張ったから今日はいいか』
『今日は夜更かししたから、明日の朝はゆっくりしてよう』
『明後日は用事があるからやる時間取れないな』

こんな感じで少しずつフェイドアウトして、いつの間にか取り組むこと自体が頭の中から消えていっていたりしてしまいます。

完璧主義あるあるですよね。

そこで、

「100のうち、前に進むのは1とか2とかで全然OK!」と考えるようにしましょう

というのが二つ目の方法です。
前進し続けられるようにハードルをグッと下げましょう、ってことですね。

一気にガッ!っとモチベーションが上がれば、その分グッ!っと下がるのも、「勝手に元に戻ろうとするクセ」のせいです。

そのクセを自動的に起動させないように、少しずつ少しずつやっていくワケです。

心理学的にも、こういうハードルの下げ方は先延ばしの改善に効果的だと言われています。

絶対諦めたくない夢とか目標がある人には、こっちが確実にオススメです。

彼氏が欲しいけど新しい出会いを探すのがしんどい人は、例えば。

SNSでガチタイプの人を一人でもいいから探してフォローしてみるとか。
マッチングアプリでマッチしてみるとか。
フォロバはされてないけどリプ一言送ってみるとか。

目標まで仮に10,000,000あったとして、そのうち1しかできなくてもOK。
コツコツ前進しましょう。

日々頑張り度をセルフチェック

最後に、自分がどれだけ頑張れたかを確かめて、自分で自分を頑張らせる方法を教えておきますね。

その日一日の中でやっていた行動が、達成したい目標に近づくためにどれだけプラスに働いていたか。
これをできるだけ客観的に判断するクセを身につける。

これで、頑張りたいのに頑張れない問題は解決しやすくなります。

「客観的に」という部分に注意です。

客観性がないと、「この動画見ればメンタル回復するからOK」とかになりがちだからです。

自分自身のことなので、なかなかうまく客観視できないかもしれませんが、「それをすることで、達成したい目標に一歩近づけるのかどうか?」という視点をぜひ意識してみてください。

ちなみに自分もこの「勝手に元に戻ろうとするクセ」がそこそこ強く出ます。

このnote自体も、他に書き進めるべきものそっちのけで勢いでばーっと書いて出来上がりました。
「諦めて別のことに全振り」した結果、一つnoteができてプラスになった、ということですね苦笑。

自分は元々やりたいことに全く成果が出なくて自信喪失していた側の人間でした。

でも「諦めて別のことに全振り」した結果、まさにパフォーマンスの底上げが起こって、「100のうち1、2を毎日積み上げる」ことができて、結果として自分でも予想してなかった成果を出せるようになりました。

そんな実体験から今回の話は書いています。

いいねやフォロー、お待ちしてます!

ということで今回は、

・頑張りたいのに頑張れないのは「勝手に元に戻ろうとするクセ」のせい
・だったらサクっと諦めてやりたいことに全振りする
・それか100のうち1や2だけ小分けして積み上げていく

というお話でした。

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