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【影響されやすいゲイ向け】全ての道徳的・生物学的な話も、上っ面の他者貢献もガン無視して生きよう

5月20日、某政党内であった話は、こっちの世界にかなりのインパクトを与えました。

それを見聞きしたこっちの世界の人で、嫌な気持ちになってしまった人に、今回の話を書きます。

結論から言うと、まともに受け取らないでいいよ、ってこと。

無理解で時代錯誤過ぎる老○議員

詳しく書くことも躊躇われるのでざっくりとまとめます。

某議員さん方のお話い合いの中でLGBTは道徳的、生物学的に云々とおっしゃった方たちがいらっしゃったそうで。

その手の法律の中身を詰めていくお話し合いの中でのこと。
今の時代にまさかそんなことを言ってのけてしまう方がいらっしゃったとは…

なかなかのインパクトでしたね苦笑

そんな話とっくに結論が出ていて、じゃあどうやって差別をなくしていくかを話してくれるものかと思ってたんですが。

いやもう、言葉があからさまに無理解時代錯誤過ぎました。

まぁそれはそれで仕方ないなと。
そういう価値観や多様性の狭苦しい方も、議員さん世代には多いでしょうから。

だけど、放った言葉がとにかくヤバいです。

ゲイとしてあの話を見聞きしたとき、めちゃくちゃマジメな人なら、

『あー、自分は道徳的に反してるんだなやっぱ…』

と潜在的に意識してしまいます。
自分自身のセクシャリティを認めきれていない人ほど、

自分が悪い
自分はのけ者
自分は普通じゃない

こんなふうに頭のどこかで思い込んでしまいます。

なので、あの無理解な発言、本当にやめてもらいたいと思います。
報道の仕方もよくないですし。

どこかの議員さんはスポーツの話を持ち出してましたよね。

それならです。

これからの日本の将来を担う若い世代のLGBTのことを、老い先短い○害議員さんだけ集めて話すのはどうなんでしょうか?

もし議員さん方のお子さんやお孫さんがLGBT当事者でも、

『いや、お前非道徳的だな』

って言ってしまうんでしょうか?

まぁ、あの世代の無理解な方たちなら言ってしまいそうですが。

あぁいう無理解で時代錯誤な外野のことを批判しても労力がムダ。
あの方たちのお話はここまでにしましょう。

衝撃的な話題に無関心なインフルエンサーたち

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この話、LGBT以外の方たちにとってもそこそこ衝撃的だったはずです。

それなりに今の時代を生きている方なら、LGBTが非道徳的だの日生物学的だの、そんな扱いをされていたら、『は?』と思うはずです。

それがです。

ネット上でフォロワーが何千人といて、ご自身の力でガンガンに収入を得て、その方法をシェアされているインフルエンサーの方たち、いわゆる「ビジネス垢」の方たちで、この話題に触れた方がほとんどいらっしゃらなかったんです。

全ての方をチェックしたワケではありませんが、全体の3%もいなかったのでは?

自分にとってはこっちのほうが衝撃的でした。

結局他人事なんでしょうか?

ご自身のビジネスに関係ないと割り切っているんでしょうか?

もちろん人それぞれ価値観があっていいと思います。

でも、誰かは誰かの大切な人、なんですよね。

センシティブな話題ではあるので、アプローチは人それぞれです。
取り扱ってくれと強制も懇願もしません。

でもです。

『相手に貢献する!』
『Giveしまくる!』
『人の役に立つ!』

みたいに公言している方たちが、訳の分からない理論で人権を踏みにじる発言に何の反応もないのは、どうなのかなと。

やはり上っ面の軽い人間性なのかと思ってしまいます。

だから思うんですよね。

誰かは誰かの大切な人なのに、他人事と捉えてしまって本当にいいのか?って。

そういう人たちがのさばってしまうの、自分はすごく悔しいです…

人生の主役はアナタ自身

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さて。

そんなこんなで5/20の発言は、発言した方も、その周りの反応も、とにかく酷かった。

この酷かった話を見聞きして、『うわ』と大なり小なり傷を負ってしまったゲイの人たちに伝えたいことがあるので、最後にお話しします。

こう覚えておいてください。

人生の主役はアナタ自身である

人生の主役=かじ取り役は、国会議員ではないことはもちろん、親でも家族でもありません。
友だちでも学校の先生でもありません。

アナタ自身です。

だから、誰の言動にも惑わされないでください
自分の軸をぜひ持ってください。

大切な人も、かけがえのない人ももちろんいるでしょう。
でも、そういう人たちの声にも惑わされないでください。

今はセクシャリティも個性の一つだという価値観が広まってきています。

理解のある人も、2~3年前と比べてもかなり増えてきました。

だから、アナタ自身のセクシャリティにぜひ自信と誇りを持ってください

堂々とゲイであることを意識して生きてください。

仮にカミングアウトしても、アナタの周りにいる仲の良いノンケなら受け入れてくれます。

親も、もしかすると初めは戸惑うかもしませんが、真にアナタの幸せを願っている方なら、時間がかかっても絶対受け入れてもらえます。

ゲイのコミュニティがまるごと世の中に受け入れられるのには、もしかするとまだ時間がかかるかもしません。

でもアナタ一人のことは、周りが必ず受け入れてくれます。
アナタが真っすぐに生きていればその分だけ、多くの人が受け入れてくれます。

何故なら、アナタの周りの近しい人たちは、アナタのことを「いつも接しているアナタ」として、まるごと見てくれているからです。
その中の一個性「ゲイ」という部分だけ切り取って見てるワケではないからです。

アナタはまるごと全部でアナタなんです。
たった一部分だけ切り取って判断されてはいけないんです。

だから、アナタの一部である「ゲイ」も、アナタ自身の一部として自信と誇りを持っていいんです。

一部だけ切り取ってあーだこーだ言ってくるような、上っ面ないい顔だけしてくる人の、薄っぺらい名言も全部無視してしまいましょう。

それよりも、身近でいつも的確にアナタにアドバイスしてくれる人の言葉に耳を傾けましょう。

言葉がどんなに雑でも厳しくても、アナタを見守っている人の言葉がアナタの背中を押してくれます。

そして、もっと大事なことを伝えます。

自分が心の底からしたいことは何か

これをぜひ大事にしてください。

親孝行したい。
家を継ぎたい。
子どもを産んで親の喜ぶ顔が見たい。

こんな社会的な立ち位置を考える人もいるでしょう。

でもです。

そこに縛られて、自分の本当にしたいことができなかったら?
本当に好きな人と過ごす時間がなくなってしまったら?

こういうことが、今の日本ではまだ起こり得ます。

もし起こってしまったら、自分の本当の気持ちにウソをついてしまうことに。
それって、たった一度の人生の中ではとても勿体ないことだと思いませんか?

そう、人生はたった一度しかありません。

自分が何をしたいか。
誰といたいか。
どう幸せになりたいか。

こういうことをぜひ一番に考えてください。
その気持ち、考えに真っすぐに生きてください。

今回の話みたいに、無理解で時代錯誤なことを言う他人は、まだまだいます。

でもアナタの人生にそんな人を関わらせないでください。

アナタの周りには、アナタを認めてくれる人だけにいてもらってください。

そうやってぜひ自分が主役の人生を生きてください。

これができるだけで、本当に、めちゃくちゃ楽しい時間が過ごせます。

この話で少しでも勇気を持てる人がいたら嬉しいです。

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