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自然から離れることが・・・

子どもの頃、藤子不二雄先生(まだAとかFとか分かれていなかった)の『ドラえもん』をよく読んでいた。

私は、のび太という人間より、ねこ型ロボットのドラえもんに興味が惹きつけられた。その言動、感情、まなざし。さすが未来からやってきただけあって、弱い立場の人間に寄り添って、優しさをいつでも醸し出している感覚だった。

でも、つよく記憶に残っているコマがある。
それは、ドラえもんはロボットだから、燃料としてオイルを入れるのだけれども、良いオイルを入れると、とても穏やかで優しくなる。しかし、悪いオイルを入れると、目が引きつって鬼の形相になり、気性が荒くなる。 

なるほどなあ。食べ物によって、性格というものが決まるのかぁ。
とその幼い時分には感じた程度だった。

時を経て、暴飲暴食をして病気になった。
あまりにも症状がわるくて入院したほどだった。
退院してから、少しずつ身体をいたわる生活にシフトしていった。

なんでもかんでも、食べたいものを食べたいだけ食べる。
確かに、そういう時期も自分の世界を広げるには必要かもしれない。
しかし、ドラえもんのように、『自分の身体は、自分の食べたものでできている。いいものを食べれば、健康になるし、わるいものを食べれば、病気になる』と気づく段階にたどりつくのが本望だろう。

際限なく、負のスパイラルに巻き込まれてしまっては、やがて待っているものは、廃人であり、QOLの著しい低下だろう。

繰り返すけれども、自分の身体は自分の食べたものでできている。
ジャンクフード、加工食品、外食など不自然な食べ物は、あなたを病気にさせる。
新鮮で加工されていない自然な食べ物は、あなたを健康にさせる。

自然から離れることが病気になる。

さて、あなたは今日、なにを食べましたか?

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