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食べものと栄養 2

さて、自分の身体は、自分が食べたものでできている。というお話の続きです。

皆さんは、食べものを選択する時、何を基準にしていますか?本能?欲望?何も考えない?カロリー?

様々なご意見があると思いますが、成分を考慮して食べる人は、かなり少ないのではないのかと思います。ここでいう成分とは、タンパク質、脂質、炭水化物などの栄養素ではなく、その食べものに含まれる素材のことです。

例えば食パン。食パンに含まれる成分をあなたは全て知っていますか?小麦、バター、酵母、食塩。と、知っている人ならすんなりと答えられるかもしれません。しかし、市販のパンに含まれている成分は、それだけではないのです。では、一体何が含まれているのでしょうか?

少し冷静になって考えてみれば気づくかもしれませんが、製造されたパンが輸送され、店頭に並び、販売されるまでには時間を要します。ましてや、必ず売れるわけではないので、できるだけ販売時間を長くして、売り上げにつなげたいというのが製造販売側の本音です。そのためには、保存料を入れて、販売期間を延ばしているのです。酸化防止剤とも言われるもので、v.c、クエン酸などと表記されます。

また、パンを販売して金銭を稼ぐとなれば、機械化されていき、大量生産を免れなくなります。長時間発酵させるのが、本来のパンなのですが、短時間で大量生産するには、薬剤を用いて、発酵の手間を省くのです。イーストフード、乳化剤などと言われるものを用います。

と、食パンを例にして見てきましたが、食パンに限らず、お弁当や、惣菜、お菓子、加工食品などには、必ず保存料、調味料などが添加されています。そうです。単純に食材が入っているだけではないのです。食材以外の、本来なら必要のない添加物が大量に市販の食べものには入っているのです。

まず、この事実を知ってくださいね。

そんなこと知らないよ。知らないし、それら添加物が入っているから、何が問題なの?とおっしゃる方もいるでしょうね。

次回は、それらの人体への影響を述べていきたいと思います。

人間は自然の一部です。自然のもので構成されています。では、不自然なものが体内に侵入するとどうなるのでしょうか?



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