がやてっくメモ124

いきなりですが、今日の記事、がやてっく開発室で書いてる感じで書きますね(笑)
たまには、本気で記事書きたいなと(笑)
長くなると思うので、暇な人は読んでみてください(笑)
あ、満足はさせてみせます(笑)


・ちょっとした新鮮さと満足度

僕が今までやったビジネス(失敗も成功も含む)には、共通している事があります。
成功しているビジネスには、ちょっとした新鮮さと満足度があり、失敗しているビジネスには、斬新さと周囲の興ざめがあるんです。

今日はこの話をします。

成功しているビジネス、
例えばがやてっくなんかは上手くいっています。
最近では、グルディーという有料の考察コミュニティーがあるのですが、これも上手くいっているほうです。

この2つには新鮮さと高い満足度があります。
新鮮というのは、新しいものということではありません。僕がよく言うのは、すでに世の中にはあるものを再解釈したものです。
がやてっくとグルディーにはこの新鮮さがあります。
グルディーは、簡単にいえば、考察仲間コミュニティーです。
映画とか音楽とか、まぁなんでもいいんですけど、そういうものに対する考察大会が日夜行われています。これ、全く新しい発明というわけではなく、もともとあるんです。そういうサイトなんて探せばいっぱいある。なんなら、ユーチューブで実績のある人が考察や解説動画を沢山あげています。
グルディーと他のサービスの違いは2つで、誰かの考察に対して、1回しかコメントできないことと、引用元をきちんと明記しなければいけないということです。
さらに有料のクローズドコミュニティーなので、部外者が立ち入ることができない状態になっています。
これ、別に新しいことやってるわけじゃなくて、考察サイトと考察系ユーチューバーとオンラインサロンの掛け算なんです。
ちょっとした新鮮って掛け算で作れるんですね。
そして、クローズドで部外者が入ってこない事で、批判の的になりやすい考察という行動を安心して行うことができる。引用元を明確にするというのはルールとして機能しています。考察を読んだ人も、1回しかコメントできないので、丁寧にコメントしてくれます。
ここが満足度です。
この満足度というのは、お客さんという広義なものではなくて、発信者、受け取る人、運営、コミュニティー内のグルーブ、全部の満足度が高めです。
がやてっくもそうです。閉店開店情報を取り上げるローカルなサイトなんて、世の中には沢山あります。
でも、SEOを無視して、記事の量で勝負する。一本の記事の文字量を極端に少なくしている。
この文字量の少なさは、Twitterと同じ要領です。
もしかしたら、極端に短い記事を書いてるサイトはあるのかもしれません。でも、少なくとも僕たちが届けたいと思っている人の周りにそういうものはないんです。
知ってるものだけど、ちょっと違うよねと思ってもらえれば、新鮮である事が証明されるわけです。

逆に失敗したものでいうと、思い出ショップというものがあります。これ、バンドのコミュニティー内でやったサービスなのですが、ギターやベースなど、自分が持ってる音楽グッズをオークション形式で売れるというものです。ただし販売するときに、自分がそのグッズに抱いている思い出も一緒に書かないといけないというルールがありました。
このギターは、私がまだ現役でバンド活動をしていた時、新宿ロフトで使用したギターです的な感じで。
これも、とあるサービスを参考に作ったのですが、あんまり利用してくれる人がいませんでした。(笑)
というのも、実際にこれに似たサービスはあるんですが、それを知っている人が、そのコミュニティーやコミュニティーに属している人の周りにいなかったんです。
つまり、僕は知ってるから当たり前だけど、周囲の人には斬新に映ってしまったんです。
斬新さって、かっこいいけど手を出す側からすると怖いんですよね。だから、興ざめしちゃうんです。

これ、ハイクオリティーとオーバークオリティーの差だと思います。

上記の内容でいえば、成功しているグルディーとがやてっくは、受け手からするとハイクオリティーで、思い出ショップはオーバークオリティーなんです。

その技術がどれだけ先鋭的で時代の先端的なものだとしても、受け手が許容できなければオーバークオリティー。つまり、意味のないものになってしまう。

逆に、届けたい人が理解できて、それでいて新鮮で満足度が高いもの、これはハイクオリティーになる。

僕の場合、ちょっとした新鮮さというのが集客装置になっています。キャッチコピーも考えやすいし、そのサービスを説明したときも理解してもらいやすいから。
そして、実際に利用してくれた人を離さない満足度の高さが、そのサービスを加速させてくれる。紹介してくれた人に特典なんかをつけると、すぐに誰かを呼んできてくれる。だって、そのサービスはその人にとって居心地がいいから。

今世の中では、新しいものや、斬新なものを作るのは難しいです。しかも、今の日本はそれを理解するキャパを持ち合わせていない。

ちょっとした新鮮さと高い満足度、これを意識してサービスを作ると、もしかしたら上手くいくんじゃないかなーと思ったので共有してみました。

良かったら、参考までに(笑)

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