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【新潟ネタ&音楽】2024年11/23~11/29のポストまとめ

 2024年11/23~11/29のポストの抜粋。上越の街ネタと、自分の好きな1曲をほぼ毎日紹介しています。
 このポストを振り返りながら、140字で伝えきれなかったことを語りつくす疑似ラジオ番組的X(旧Twitter)スペース「Enjoy!上越!ラジオ」を、
11/30(土)22:00より開催します。
https://twitter.com/gayagayagayama

 もしよろしければお付き合いください。


11/23(土)

高田図書館内の小川未明文学館で開催中の「『赤いろうそくと人魚』絵本原画展」ぜひ行ってみてください!日本画家の高村木綿子さんによるあたたかい絵は正に希望。人間の善性を信じたくなります。 小学生の頃に読んだ小川未明作品は、人生の経験値、かなり高かった気がする…

すばらしい絵です!

・今日は上越モールの「ひとのわ カフェ」さんへ〜。 「音とダンスフェスタ」というイベントが開催されていて、いつも誰かが音楽を奏でている楽しいステージでした! 音楽で自分の気持ちを表現したり、伝えたりできるってすごい能力だなあと思います。自分もそんなことができたらなあ…

音楽できる人になりたい…

・今日の1冊は、小川未明「赤い蝋燭と人魚」 素敵な表紙は大正10年のデザイン。これは昭和55年に出版された復刻版だけど。 こどもの頃は金に目が眩む人間の醜悪さの印象が強かったのですが、今読むと、恐ろしいのは人を狂わせる欲望であり、人間の性質は善であってほしいと信じたくなります。

表紙がいい!

・強い雨の降りしきる1日。寒い日の雨降りの日にぴったりな今日の1曲は、藤井フミヤ「わらの犬」 両親の車で流れていたトゥルーラブやアナザーオリオンを口ずさんでいたこども時代。この曲は自分の意志で初めて聴いたフミヤさんの曲だったと思う。いや~いい曲ですね。カラオケで歌いたい。

11/24(日)

・赤い屋根の建物が素敵な西城町のもみじ幼稚園。塀の上から見えるのはうさぎの姿。黒のぶちがかわいい!!

白黒ウサギ

・今日読んだ本「今日もピアノ・ピアーノ」 音楽による他者との繋がりをテーマにした児童文学。爽やかな読み味の、自分の在り方に迷う小学生の成長物語。 この作品は上越市が実施している「小川未明文学賞」の大賞となって出版されたもの。私が大ファンの今日マチ子さんが絵を描いてます…うらやましい

今日マチ子さんの絵が爽やかなストーリーとマッチ!

・今日の1冊は「おしゃれのはなし」 モデルの菊池亜希子さんが私服やスタイリング、その他好きなもの諸々を紹介している本。 私は男性ですが、女性の菊池さんが着こなすおじさんみたいなファッションに昔から憧れていました。 この本から受けた刺激が今の自分のスタイルに大きな影響を与えています。

ファッションのお手本

11/25(月)

・直江津の「蔵cafe 沙羅」さんにて、定番の手づくりチーズケーキセットです。 冬も目前になってきたので、薪ストーブに火が入っていました。あったか~い! 炎を見つめていると空想の世界にトリップしてしまいそう。

定番チーズケーキ

・今日の1冊は「八本脚の蝶」 暖かい家族と果てしない知性、そして容姿にも恵まれていた才女、二階堂奥歯氏が、自ら命を絶つまでの2年間を綴った日記。 コクトーの「恐るべき子供たち」を連想させる。宝物が詰まった引出し、毒薬、閉ざされた世界。 惹かれてもいいけど、魅せられてはいけません。

禁書

・今日はハチャメチャに体調が悪かった…活力の再生産のためにも安らかな眠りを。今日の1曲は、Brian Eno「Music for Airports」 優雅な夢の空の旅へ。

11/26(火)

・「読書」 それは高尚で知的な趣味。 世の名作を読むことはもはや常識や教養です。 さあ、あなたも感動の読書体験を。 …んなわけねーだろ!本を勝手に神格化すんじゃねー!ゴミみたいな読書体験だってあるんだよ!!!という記事を書いてみました。興味のある方はどうぞ。
私的黒歴史読書遍歴|Enjoy!上越!

・今日の1曲はCYNIC「Integral Birth」 …今日シニック来日してたんです。 仕事をほっぽりだして、大金はたいて六本木に行けば人生変わったのかもしれない…でも今は家でこの曲を聴いている小市民な私。 名盤1stのみで解散し、15年後の再結成の2ndは前作以上の大傑作!そんなバンドはシニックだけ。

11/27(水)

・今日の1冊は「空が分裂する」 詩とイラストのコラボレーションを少年漫画誌で連載した、非常に野心的な企画。 詩を書くのはまだ若き最果タヒ氏。今の彼女の詩に比べると、良くも悪くもトゲトゲしていてそれもまた刺激的。豪華作家陣によるイラストは詩的世界をさらに拡張します。

絵と誌のコラボ。挑戦的。

11/28(木)

・今日の1冊は「大きなケストナーの本」 ドイツの詩人にして作家、ケストナーの作品や当時の写真などを時代の流れとともにまとめたもの。 詩、小説、劇、批評に日記までも網羅しており、ナチスに追われながらも筆を折らなかった、皮肉屋のリアリストとしての彼の姿が浮かんできます。

貴重な本。古本屋で買った。

11/29(金)

・蔦屋書店高田西店さんでRADIO EVAアート展が開催中です! 普段着っぽいカジュアルなファッションが逆に新鮮。週末の本屋巡回と併せてぜひ〜。

シャレオツ。

・明日のスペースで紹介する本は、ケストナーの「飛ぶ教室」です。 ギムナジウムに通う個性豊かな少年達の痛快ジュブナイル。大人びているかと思ったら、ホームシックにかかる子供らしい一面も。周囲の大人達の暖かい眼差しも見どころ。 ギリギリ10代で読めたけど、もっと早く読んでおきたかった1冊です。

名作ジュブナイル

・週末は久々に街をぶらぶらしたい…今日の1曲はKing Crimson「Pictures of the City」 不穏な街の情景。ハードボイルドな雰囲気。 1stの焼き直しと評される2nd「ポセイドンのめざめ」ですが、過小評価されているアルバムだと思います。個々の曲のクオリティは1stに勝るとも劣らない。

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