美術館に行こう!東京で観れる夏に行きたい展覧会4選
こんにちは、しらないです。
みなさん夏の予定はいかがですか?海やお祭りなど夏らしい思い出を作るのも素敵ですが、今年の夏は涼しい美術館で芸術に触れてみるのはいかがでしょう。そんなあなた方の為に、今回は私的におすすめな展覧会を4個紹介します。
デ・キリコ展(東京都美術館)
20世紀活躍したイタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコの展覧会が上野の東京都美術館で開催されています。日本では10年ぶりの開催で、初期から晩年までの約100点以上の作品が展示されているとても大規模な展覧会です。キリコが興した形而上絵画は、シュルレアリスムをはじめとして多くの芸術家に影響を与えました。今年の夏はキリコの造る幻想的で不穏な世界に浸ってみるのはいかがでしょう。8月29日まで開催されています。
内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙(国立西洋美術館)
150点ほどの中世ヨーロッパに描かれた写本が上野の国立西洋美術館で展示されています。印刷技術のなかった中世ヨーロッパで写本は主な伝達手段として重宝されていました。伝達手段と聞くと簡素なイメージを持ちがちですが、中世の写本は華やかな装飾を施しているものが多く一級の美術作品として評価されている物もあります。聖書や詩編集、時涛書など様々な種類の華やかな写本を見て、メルヘンチックな世界観に溺れてみるのはいかがでしょう。8月25日まで開催されてます。
伊藤潤二展 誘惑(世田谷文学館)
富江やうずまきなどで有名な伊藤潤二の展覧会が世田谷文学館で開催されています。原画やイラストをはじめとして、挿絵や下絵、資料など約600点もの作品が展示されている大規模な展覧会です。グロテスクながらも引き込まれる、まさに耽美な伊藤順二の画風は年齢の垣根、国の垣根を越えて様々な人から愛されています。今年の夏は伊藤順二の息が止まるような世界観を覗いてみませんか。九月1日まで開催されています。
「111年目の中原淳一」(渋谷区立松濤美術館)
イラストレーションや雑誌編集、ファッションデザインやインテリアデザインなど幅広く活躍された中原淳一の展覧会が松濤美術館で開催されています。雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした洋服や絵画、人形など多種多様な作品を見ることができます。戦後の人々が混乱している最中でも、誰もが夢と希望をもって美しい暮らしを志せるようにと雑誌に情熱を注いでいました。そんな色あせない魅力あふれた中原淳一の作品に触れてみてはいかがでしょう。9月1日まで開催されています。
おわりに
いかがでしたか。芸術に触れて素敵な夏をお過ごしください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?