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大学受験ではでてこないけど、ビジネス実務では必修英単語 Liaison, Address

大学受験のために勉強した英語と実際のビジネスで使う英語には大きなギャップがある!

本題に入る前に、私の経歴を紹介させて頂きたいのですが、私は、大学受験関係者でも英語教育関係者でもありません。

日系企業新卒入社(TOEIC830でも話せない)
→ 外資系転職
→ US MBAに自費留学 現地ではアメリカ人とルームシェアをする等、スピーキング向上に努める)
→ 別の外資系東京支店に採用され、帰国
→ 以後、外資系ジョブホップ
→ 日系企業で英文資料作成に従事(←イマココ)
とこんな経歴です。

外資系時代は、英語コミュ力は必須、日々必死で、日本の英語教育について振り返る余裕はありませんでした。
ですが、子供の大学受験をきっかけに、大学受験英語とビジネス英語間のギャップを再認識、過去の経験を元に分析してみようと思いたちました。
本題に入ります。

Liaison(名詞) 、Liaise (動詞)/ 連絡、調整

連携、調整を表現したい場合よく使われます。大学受験時、調整=adjustと刷り込まれてしまい、調整というとこっちを連想する方もいらっしゃるとも思いますが、これは物理的な「調整」です。liaisonの意味を辞書で調べると

1.     情事 不義 密通  通常秘密の、あるいは不義の性的関係
2.連絡役 渉外係  集団間の伝達用の通信

うーん、これだと怪しい言葉のようで仕事で使ったらマズいんじゃ?という感じですが、2の意味でフツーに使われます。例をみてみましょう。

I play a liaison role between Sales and Operations.
営業部門と事務部門の調整役を務めています。

Please provide contact details of your liaison officer.
連絡先の詳細を教えてください。

Address (動詞: 対処する)

アドレスは住所という意味で、カタカナ英語として普及していますが、ビジネスで「問題に対処する」と意味で多用されます。

日本は「SNS型投資詐欺」への対策を講じない企業に対する法規制をすべきである。(JPTからの引用)

Japan must implement laws to better regulate companies like Meta Platforms when such firms fail to address social scams.

address には、「問題解決に真剣に取り組んでいる」というニュアンスもあり、企業のミッションステートメントによく出てきます。日本企業の英語サイトにランダムにアクセスして、addressが使われている実際の文章をみてみましょう!

We recognize that addressing environmental issues is a challenge common to all humankind.(小森コーポレーションのウェブサイトより引用)

We promote the provision of decarbonization products and services that address climate change and limit its progression, and the creation of new businesses.(カーリットコーポレーションのウェブサイトより引用)

まとめ:liaisonはビジネスに使える言葉、問題に「対処する」はaddress










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