最近の記事
- 固定された記事
- 再生
下駄の音と生暖かい風と安心と共に。どうぞ。
高校生に読んだ短編小説に Elliott Smithのspeed trials という音楽が出てくるんです。 小説の内容は全く思い出せないですし 特に思い入れがあった訳でもありませんが ふと思い出した去年の夏終わり頃に 良く聴いていました。 去年の夏終わりはよく下駄で隣の区を歩いていました。 何故だかこの音楽を聴くと不思議と下駄で階段を素早く駆け上がる音と軽やかな足取りを思い出します。 冬になると下駄を履くのが寒くて靴箱にしまってしまいました。 とゆうよりも、本当は下駄を見るのが苦しくて 何にも代えられない安心を思い出すことが辛かったのです。 あの時の、下駄の音と生暖かい風と安心と共に。