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夜のドライブデートを素敵に演出 オタク・オシャレ楽曲9選

今回は、『夜のドライブデートを素敵に演出 オタク・オシャレ楽曲9選』ということで、アーバンでラグジュアリーなオタク楽曲をご紹介していきたいと思います。
以前にご紹介した『おうちデートを素敵に演出 キャラソン・オシャレ楽曲9選』をご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんが(ありがとうございます!)、前回は昼間のおうちデートがテーマだったのに対して、今回は夜のドライブデートが舞台です。
楽曲ジャンルだと、前回はファンクが中心でしたが、今回はAORやシティポップ、HIPHOP等から、湿っぽい感じでお届け出来ればと思います。
「明日は職場の気になる先輩と念願のドライブデート!なのに、車にオタクCDしかない!」とお困りの際に、本記事をお役立ていただければ幸いです。


1.デート - 斉藤壮馬

作詞:斉藤壮馬
作曲:斉藤壮馬
編曲:Saku

一曲目は文字通り「デート」ということで、曲名も分かりやすければ、曲調も分かりやすくシティポップな斉藤壮馬さんの3rdシングルです。
ベタな感じの曲調でも、斉藤壮馬さんの甘いvoice / face を前にしたオタクくさい楽曲派たちに許されるのは、沈黙だけです。
作詞も自身でやられてるの偉いですよね。
良い曲です。


2.蕚 - 夢野幻太郎(CV.斉藤壮馬)

作詞:basho・ESME MORI
作編曲:ESME MORI

斉藤壮馬さんを嫌いな女子はいません。
『ヒプノシスマイク』から、夢野幻太郎さんのキャラクターソング『蕚』です。
これで「うてな」と読みます。
これを聞いて『少女革命ウテナ』の話を始めてしまうオタクは、本記事を読んでもちょっとドライブデートは難易度高いかもしれません。
作詞及び作編曲は、ESME MORIさんが担当されています。
これで「エズミ・モリ」と読みます。
iriやchelmico、Awesome City Clubの楽曲制作にも携わっている方で、オシャレミュージックへの説得力は十分です。
メロウなラップから勢いのあるフックで抑揚をつける手法は、同じくESME MORIさんが手掛けたヒプマイ楽曲『Stella』にも通じるものがあります。
「ウテナ」と「ステラ」で韻踏んでるのもニヤッとしちゃいますね。


3.Own Stage - 躑躅森蘆笙(CV.河西健吾)

作詞:蛭間大地
作曲:蛭間大地・maeshima soshi
編曲:maeshima soshi

ヒプマイ楽曲が続きます。
本楽曲の魅力のひとつであるジャジーなイントロですが、恐らく元ネタは、『Be - Common』かと思われます。ぼくめっちゃ好きな曲です。
さらに言うと、CommonのBeのサンプリング元は『Mother Nature - Albert Jones』なので、この辺のプチ知識をトークに織り交ぜて知的な雰囲気を演出するのは、間違いなく気持ち悪いのでやめた方が良いです。


4.MASTER OF MUSIC - The Cat's Whiskers

作詞:SIMON
作編曲:LOWEND ORDER

ヒップホップメディアミックスプロジェクト『Paradox Live』の楽曲です。
幻想的なピアノのテイストが、キングギドラの『大掃除』みたいで良いですね。
パラライの楽曲は、オートチューンマシマシのTRAPとか、比較的イカついギャングスタな曲が目立つんですが、本楽曲について言えば、TOKONA-XやBADHOPがたまに出すchill曲みたいな、ギャップ萌えのオシャレさがあります。
歌唱を担当した花江夏樹さん曰く「大人っぽい色気漂う雰囲気」という表現がぴったりですね。


5.トップランナー - 入野自由

作詞:Mummy-D
作曲:佐伯youthK
編曲:Mr.Drunk、佐伯youthK

声優・入野自由さんの2ndアルバム収録の一曲です。
詳しい方なら、「作詞:Mummy-D」で驚かれたかもしれませんが、あのRHYMESTERのMummy-Dです。
「悪くない 悪くない」みたいに繰り返す感じはMummy-Dっぽくてニヤッとしちゃうんですが、何より曲がめっちゃ良いですね。
佐伯youthKさん、馴染みがないかもしれませんが、「佐伯ユウスケ」と書くと、弱虫ペダルのファンの方なんかはピンと来るんじゃないでしょうか?
『Dr.STONE』のエンディング『夢のような』を聴いたときにも思ったんですけど、この方、オシャレめなSoulやR&Bの感じをPOPSに落とし込むのがめちゃくちゃ上手ですよね。
ちなみに、入野自由さんのこのアルバム、他にも良い曲たくさんあります。「Crazy Love」とかも渋谷系っぽい感じの良質ポップスに仕上がってます。
サブスクにもなければYouTubeの試聴動画すら見つからず、なかなかオススメしづらいんですが、買いの判断で間違いないです。


6.FREEDOM(藤次・紫音ver.) - 針宮藤次(cv:豊永利行)、三毛門紫音(cv:蒼井翔太)

作詞:小倉しんこう
作曲:小倉しんこう
編曲:梅原新

ゆめ見る男子のキズナ育成ゲーム『DREAM!ing』 から、完全神曲をご紹介します。
上ネタ、コード、一切の隙がないオシャレミュージックですが、(紫音・藤次ver.)と歌唱パートを逆にしたバージョンや、(孝臣・千里ver.)など、一粒で何度も美味しいのも特徴です。
なかでも、今回ご紹介した(藤次・紫音ver.)は、曲に負けない豊永利行さんのソウルフルな歌唱をメインに、蒼井翔太さんの繊細な声質が上品さを担保する絶妙なバランス感覚を堪能出来る一曲です。
なお、楽曲派の皆さんが気にされている作曲家情報ですが、小倉しんこうさんはJUJUの『やさしさで溢れるように』の人です。
20代overの方なら、多分心象風景のひとつなんじゃないでしょうか。


7.Dreaming of you - 川島瑞樹(CV.東山奈央)

作詞:mft
作曲・編曲:広川恵一(MONACA)

"Dreaming"繋ぎで、『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS』から、川島瑞樹さんのキャラクターソングです。
ベースラインやホーンセクションが、Bobby CaldwellやBoz Scaggsを思わせるAORな一曲です。
川島瑞樹さんの曲としてイメージばっちりですし、これ歌える東山奈央さんにもbig upで、川島瑞樹(CV.東山奈央)というマリアージュに感謝しかありません。
フルで聴いて欲しさが強くて、DJでなかなか流せない楽曲ランキング1位です。


8.YES! - 川嶋亜美(CV.喜多村英梨)

作詞:渡邊亜希子
作曲・編曲:川田瑠夏

「川島(嶋)姓キャラのキャラクターソングは、オシャレを以て之を定む」という民法の定めに漏れない、『とらドラ!』の川嶋亜美さんのキャラクターソングです。
夜のドライブデートでchillする上で、これ以上の最適解をぼくは知りません。
『IN YA MELLOW TONE』シリーズがこの楽曲を見逃してる事実に、ただただ驚くばかりです。
あと余談なんですけど、最後フェードアウトするのかなと思ったら一音ピンって鳴ってビックリしません?


9.yoso - 早見沙織

作詞:早見沙織
作曲:Kenichiro Nishihara、Michael Kaneko
編曲:Kenichiro Nishihara

最後はガチでドライブデート対応、
Spotify公式お墨付きのシティポップです。
早見沙織さんと言えば、以前に『古着屋にいそうな音楽通をオタク堕ちさせる、オシャレ声優楽曲の紹介【2017-2019】』で、『メトロナイト』を紹介させていただいた、いま最も注目の声優アーティストのひとりです。
ちなみに、伊藤美来さん、駒形友梨さん、安野希世乃さん辺りは、いま最も注目の声優アーティストのふたり、さんにん、よにんです。
どこか陰を感じさせる10年代シティポップ的な曲調と、退廃的な歌詞の調和具合が見事です。
「都会を背負う人の上 無関係気取るビルの群れ」という見事な歌詞から、「輝く星さえ見えない都会」「見上げた夜空を切り刻んでいたビル」を想起IERしてしまうのは良くない例です。
10年代シティポップ的とは言ったんですが、90-00年代くらいのR&Bみたいな懐かしい感じもあって、一聴した際の取っつきやすさも魅力のひとつです。
ぜひ、yosoで夜のドライブデートを素敵に演出してください。


おわりに

『IN YA MELLOW TONE』流しておけば良いと思います。
でも『yoso』は多分大丈夫だと思います。

なお、今回もSpotifyで下記の通りプレイリストを作成したのですが、2曲ほどSpotify非対応のため、全7曲となっています。
『夜のドライブデートを素敵に演出 オシャレ・オタク楽曲9選』
アイマスのサブスク解禁に向けて、共に声を上げていきましょう。

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