オシャレ大作戦 #6 尖ってる?

(先週用事があって更新できず、今週も次の日になってしまった)

小学生の頃はかなり素直で、真っすぐな子供だったと思う。
中学生くらいの時から何となく少しひねくれてるというか、斜めな性格になっていった。
高校生の時はもはや勉強ばっかりしていたので、性格云々はあんまり覚えてない。

そして大学生になって、完全に斜に構えるような人間になってた。
変に悟っている、という感じ。自分で実際に体験したわけでもないのに本を読んで見識を深めたり、知り合いや友達からの聞いた話で知識が増えていったこともある種原因の一つだと思ったりする。

大学生になると、多くの人が飲み会を沢山やったり朝方までどんちゃん騒ぎをしたりすると思う。私も入学した当初はそれなりに楽しんでいた。
でもいつからか「なんだこれアホくさ」って斜に構えてた。これがカッコいいとでも思ってたのかもしれない。恥ずかしい。

朝まで飲む理由が分からない、大学生になると遊ぶ=飲みになるのもいまいちよくわからないってところが根本的な原因だったなと今になって思う。
堅苦しく、なんだかよくわからないけどめんどくさい性格をしているので物事に対して理由を求めがち。実際、理由なんて特に深くある必要もないことがほとんどで結局のところ楽しんだもの勝ちなのに。

特に朝方まで飲んで授業出れないとか本当に意味わからないって思っていた。大学は人生の夏休み、長いモラトリアムなんて言われていたりするけど私はきっちり授業は皆勤だった。クソ真面目すぎたんだな。

お酒が弱く、酔っぱらうという概念が分からなかった。
酔っぱらう、気分が良くなる、気が大きくなる、という前にお酒による気持ち悪さが先行してしまい楽しい気分をあまり味わえなくって。
その結果、酒飲んで暴れて楽しんでる人達が理解できなかった。
って言うのは言い訳で、結局そこに飛び込んでいく勇気がなかっただけ。

少し年を重ねて、ほどほどにお酒のかわし方も覚えると楽しめるようになっていく。大学も学年が上がるにつれて楽しみ方を覚えたけど、やっぱり大人数でどんちゃん騒ぎして周りに死ぬほど迷惑をかけている人達の事は理解できなかった。

やっぱりそこでも「そんなことする理由がない」って言うのが根本にあった。結局私は物事に対してすぐに理由を求めたがる。
それはきっと自衛でもある。

理由があれば、何か問題が起きたり失敗した時に言い訳に使えるのだ。
理由がないと、言い訳すら使えない。常に言い訳になるものを探していたんだと思う。尖っているというよりもずるいだけ。

そんなもんで、恋愛なんかもかなり奥手だったわけで。
もっともな理由をつけて、沢山予防線を張って、それで失敗しても色々と言い訳ができるし。

尖っているというよりも打たれ弱い人間だったんですよねこれが。

今30歳を過ぎて相変わらず理由を求めるスタンスは変わらないけど、もう少し余白ができて、楽しみ方も増えてきている。それでもやっぱり大人数のところは苦手だけし、色々と奥手ではあるけど。

(ここまで下書きだった)
昨日、「2周くらい回って今も尖ってるな~って思いますよ」と言われた。
1周どころか2周してしまっているらしい。詳しいことを聞けなかったからまたの機会に聞きたいと思う。

丸くなったと思っても、そこからまたすぐ尖りが出てくる。
きっと死ぬまでこういう性格でやっぱりどこかしらが尖っている状態なんだと思う。でもこの尖りも時代的にはきっと「個性」として受け入れてもらえるんじゃないかなって思う。人を傷つけたりする尖りではないから、この尖りに対しても少しくらい寄り添ってやっても良いかなって今は思う。

緩やかに尖りつつ、少し丸くなったところも出しつつ、これからも楽しいと思うことをやっていきたいと思います。

がわ

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