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全国初!なぜ四條畷市が英語で防災動画を制作したのか?きっかけ編

 皆さん、こんにちは。四條畷市マーケティング監の西垣内渉と申します。

 あなたは外国に行ったときや住んでいるときに、現地の人に比べて得られる情報が少ないと感じたことはありませんか?逆に、外国人の方は日本に暮らしたり住んでいる時に、生活に必要な情報を十分持つことはできているのでしょうか。

 先日、このことに関わる提案を市民の方からいただきました。その方のお話では、「この3月に内閣府から出された新しい災害警戒レベルについての説明が日本語以外にない。外国語での説明について(内閣府などに)問い合わせると検討中とのことだった。」ということでした。

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 四條畷市でも「四條畷市人権行政基本方針」を平成28年(2016年)に策定しており、その中で「外国人の人権について」の項目があり、

1.外国人への各種支援:行政情報の多言語化、通訳・翻訳サポートなどの充実、日本語学習支援などについて可能な部分から取り組み、外国人が安心して住み続けられるまちの実現に努めます。
2.多文化共生の意識づくり:国籍・人種・文化の違いを認め合う教育及びイベント等を実施するなかで意識啓発を行い多様性への理解を進めます。

との行動指針から、いただいた提案を受け、まずは英語への翻訳とホームページ制作、動画の発信を行うことにしました。この取組みはおそらく全国初になるのではないかと思います。しかも、こちらの動画の制作監修と出演をしてくれたのは、本市に暮らし、市内小学校に勤務するALT(外国語指導助手)のバイエット・ジョセフさんです。今回、彼の尽力なしには動画を制作することはできませんでした。このことについてはまた次回詳しくご紹介しますので、制作秘話をお楽しみにしつつ、市ホームページ、およびこちらの動画をご覧ください。

 いかがでしたか。日本語字幕版の動画も同時に公開していますので、日本語を母語にしている方も、必要な英語をこちらで勉強してみるのはいかがでしょうか。

​ ここで、なぜこの提案を思いついてくださったのか、提案者である四條畷市消防団岡山分団分団長であり、市内水道工業会社社長の平井賢三さんにお話をお伺いしました。

続きは四條畷市ホームページをお読みください。

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2019年7月25日公開

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