蒸し暑かった日に

画像1 夏はエスニック食べたくて。海南鶏飯。本当は奄美風の鶏飯を作るつもりで椎茸煮たり準備していたのに、ムネ肉ではなくモモ肉の蒸し鶏が余ってしまったので、どうせなら、ちゃんとレシピに合った素材で作ろうと次回に延期。海南鶏飯は蒸し鶏と、蒸し鶏の汁でご飯炊くだけだから、楽ちんだし、あっさりしていて好き。スイートチリソースや醤油とオイスターソースなどのソースレシピの中、醤油と酢と香味野菜(生姜やネギ、ニンニクなど)のレシピを見つけたので、あっさりご飯にさっぱりソースで夏向きになった。サラダの上にはベトナム風のなます。
画像2 夏野菜としらすのサラダ。色々ちょっとずつ余っている時、それぞれ茹でたりスライスしたら、後は豪快にサラダにすると野菜がたくさん取れてヘルシーな気持ちになる。馬路村のポン酢をオイルで伸ばしただけのドレッシングで。鶏を入れたら柚子胡椒、豚を入れたら生姜おろし、魚介類なら少しのわさびなど、ただのポン酢ドレッシングでも、足す薬味と合わせるオイルで味の組み合わせは無限大だ。
画像3 桃とチーズの生ハム巻き。今年も桃の季節。桃モッツァレラがバズってるのをたまたま見かけた何年か前、いやいや、おつまみなら塩気が欲しいでしょう?と生ハムで巻いた。生ハムと桃だけだと別々のものなんだけど、クリームチーズのクリーミーさが味のつなぎになっている気がしている。桃を柿にしても美味しい。
画像4 冷やしなす。いつも食欲旺盛の私だけど、流石に蒸し暑い日はさっぱりしたものばかり思いつく。揚げるなり、レンチンするなり、焼いて皮むくなり、気分でナスを色々いじってみる。めんつゆか三杯酢か、三杯酢にごま油。なんにせよ、生姜と薬味はたっぷり欲しい。暑かった日の晩酌に、ふーっと気持ちがほぐれる。

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