キグとキグ(真鱈の白子と菊)の美味しい下処理方法【 8 たぬき女将/郷土料理研究家 2020年10月15日 16:17 真鱈の白子をうちの方ではキクと呼んでいた。トロッとして美味しい茹で方。たっぷりの水に、昆布1枚、塩2%くらい、酒少々を入れて火にかけ、沸騰したら一口大に切った白子を入れる。10秒茹でたら、ボウルにあけ、氷に当てて、急冷する。臭みも抑えられ、余熱で中まで火が入るので、薄皮は硬くなく、中はトロッとに仕上がります。茶碗蒸しやグラタンの具にしても美味!!!鍋や湯豆腐に入れるときも、このひと手間で絶品に仕上がります。 東北では、菊をよく食べます。おひたしや酢の物、マヨネーズ和えなどなど、彩りとしてというより、けっこうありがたがってこの季節の味として。ラジオを聞きながら、菊の花びらをつまむ。沸騰したたっぷりのお湯に酢をちょっと差して、一気に茹で上げたら、あとは冷凍保存もきくから作っておくと重宝する。何より色が可愛い。 #レシピ #つくるのはたのしい #和食 #おつまみ #旬 8 おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。 記事をサポート