江戸切子の世界 その1
どうも、gaucheです。
今日は最初の記事ということで、非常にポピュラーな世界をご紹介。
「江戸切子」です
ほとんどの方がご存じなのではないでしょうか。
そんな江戸切子を3回ほどにわたって、豆知識から私のおすすめポイントまでつらつらとお話しいたします
歴史のお勉強から始めますと、1834年に江戸のびいどろ屋さんの、加賀谷久兵衛がガラスの表面にとても凝った彫刻をしたというのがはじまりです。
切子とは「カットグラス」の和名で、江戸のほかにも薩摩切子が有名です。
じゃあ江戸切子と薩摩切子って作ってる場所が違うだけで同じもの?って思われるかもですが、、
全然違います、近江ちゃんぽんと長崎ちゃんぽんくらい違います。
簡単に特徴を言いますと、江戸は日常的に使うもので薩摩は観賞用といったところでしょうか。
(ちなみに薩摩切子は幕末維新に産業が途絶え、現在は復刻生産されています。)
興味がある方は画像検索されるとよいかと思います。
薩摩切子は、これがグラス?となるくらい厚みがあります。持つと重いです。
サスペンスで凶器として出てくる日も遠くないです。
(もちろん江戸切子のなかにも重みのあるものもあります。)
さて、江戸の庶民が使っていた切子は日常使いが目的ですので、現在にもその精神は受け継がれています。
本日書かせていただくのは江戸川区の株式会社堀口切子さん
銀座の東急に行ったことがある方はナイスヒット、キリコラウンジをプロデュースしていらっしゃる企業です。
HP https://kiriko.biz/
モダンなデザインの商品が多く、お祝いの贈り物としても良いかと思います。
堀口切子さんの最大の魅力は、現代の生活スタイルとの調和です。
晩酌の際にはもちろん、存在感抜群の切子で美味しいお酒をいただきたいものです。
酒器としての用途が多い切子ですが、私は、堀口切子さんのグラスなら、日中のご飯の際に使うのを提案します。
しかし普段使いが目的だった切子とは言え、その風格から、今の私たちのダイニングテーブルの上で他の食器とケンカせずに馴染むのは少し難しいかもしれません。
でも写真の商品を見ると、うちのテーブルにも合いそうだなって、使ってる自分を想像できませんか?
きっとランチョンマットに差し込む光が、掴めない宝石のよう。
ご飯を食べる時、グラスは主役にはなれないけれど、こんな素敵な名脇役に登場してもらうのもいいのではないでしょうか。
私のブログでは結構な数のグラスが紹介されますが、ライフスタイルへの馴染み具合で言ったら右に出るグラスはいないでしょう。
グラス以外の商品にもジュエリーのラインがあります。ピアスやカフス、さらには腕時計など、グラスとは少し変わった切子の表情がうかがえます。
身に付けるものをアップグレードするのもいいんじゃないでしょうか。
自社の商品だけでなく、プロダクトデザインや空間デザインにまで注目したい堀口切子さん。
去年の夏に発売された麦茶のボトルデザイン
きっとグラスに麦茶を入れても涼しげで、夏が楽しみになりますね。
新生活が始まったあの人へ、還暦を迎えた両親へ、この状況でもお仕事を頑張るあなたへの贈り物に江戸切子はいかがでしょうか。
公式オンラインショップで購入が可能です
https://www.kiriko.shop/smartphone/index.html
この出会いがまた、誰かの出会いにつながりますように。
閲覧ありがとうございました。gaucheでした。
また明日
(使用している画像に公式サイトから引用させていただいているものがございます。
画像をタップ又はクリックで引用元リンクに飛べますのでよろしくお願いいたします。
リンクがついていないものはオリジナルの画像になります)
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