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書類を版築して企画を築造するのよ

古代pressという「九州の古代をみんなで楽しもう!」をテーマにしたサイト運営をはじめて2年。
ありがたいことに各方面から面白いお声かけを頂くことが増えてきた。

私の頭の中は常に古墳や土器や埴輪でいっぱいで、どうやったらこの興味深い世界を多くの人たちと共有してさらに楽しくできるのかを毎日考えている。博物館や資料館、ましてや行政の観光課職員でもないのに。

専門職ではない一般ピープルだからこそ出来ることや見えることがあると信じて、今日も発掘調査資料や、実際に古墳などの遺跡に行った方々のレポブログを漁る漁る漁る。そんな日々がしあわせ。

深く広く果てしない日本考古学の海から「面白い、かわいい、素敵!」と心が動く部分を抽出するのが私のやりたいこと。専門家や考古ファンのみなさんに助けられて何とか溺れずに済んでいる。一人じゃ本当に無理。いつもありがとうございます!

この企画が通ったら、考古ファンや専門家のあの人、そして地域の人たちの楽しい顔が見られるはずだと信じてアップアップしながら海を渡る。

企画書を作るときは古墳を築造するように、土のかたまりを積み上げていくイメージで。丁寧に進めないと崩れてきてしまう。末永く残るように。大王サイズの大きな古墳を作っていくイメージで頑張ろ。

新原・奴山古墳群30号墳

画像は、福岡県福津市にある新原・奴山古墳群30号墳の墳丘断面。草を焼いた面の上に土を盛っていく様子は、古代press記事「新原・奴山30号墳のつくりかた」で読んでほしいです。ぜひ!


1基でも多く古墳を巡りたいです。毎年開催している古代フェスで、更におもしろいことを企画する活力になります。