ダウンタウンがオタク的、とんねるずがヤンキー的・・・?
マストドンで、ふとあるリンクが飛んできた。
この記事にはこう書いてある。
体育会系のノリでハッタリを駆使して芸能界をのし上がろうとするとんねるずの石橋貴明は「ヤンキー的」であり、笑いという知的ゲームで自らが最強であることを示そうとするダウンタウンの松本人志は「オタク的」である、というふうに定義した。
ここ数十年で世の中の流れはヤンキーからオタクに傾いている。「ヤンキーは格好いい、オタクはキモい」という時代から「ヤンキーはダサい、オタクは普通」という時代に移り変わったことで、ヤンキー的な価値観を貫くとんねるずは苦戦を強いられている。
ダウンタウンがオタク的というのは違うし、ダウンタウンの芸がパワハラやモラハラから遠いという指摘はかなりまったく的外れでおかしい。
基本的にダウンタウン、特に松本は「ずれているものをバカにして笑う」というような芸風だった。
さらにいうと浜田はその脅迫的な存在感で後輩をびびらせて、松本がそれを戒める・・・というようなほぼヤンキーのそれのノリで笑わせるというのが近年のダウンタウンに強い傾向があった。
それにごっつええ感じでは浜田が定期的に女性陣にセクハラ的な言動を行い、それを笑うということだってしていた。
基本的にダウンタウンの笑いは「パワハラ」「モラハラ」型だった。
つい最近も、大晦日の番組で黒塗り問題でBBCに取り上げられたり世界的に話題になったのはかなり覚えている人も多いだろう。渡辺直美に対して浜田が暴言を吐いたのもかなり、問題になっていた。
関西の笑いというのは吉本新喜劇のようなベタ型か中田カウスボタンやダウンタウンのようなヤンキー型、もしくはその両方を兼ね備えたタイプのどちらかだ。
俺が思うに大阪のお笑い文化は限界がきていると思う。
俺は「爆笑オンエアバトル」でアンジャッシュやバナナマンにふれたとき、大阪の定型的な笑いとは違うスタイリッシュでコントという空間を使った一つの舞台になっている東京のお笑い文化に触れてかなり感激をした記憶がある。
今後のハラスメントを絶対悪とみなす世界が来るなら、間違いなく生き残るのは東京のお笑いだろう。
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