ガッカリゲームセンター~第2回WWEクソゲー・レッスルマニア編~
WWEとゲーム、これで組み合わせって面白いゲームを生み出すことは意外とあるがその大半はゴミクズの場合がある。
では、そんな数多くあるWWE関連のクソゲーの中で際立ったクソを紹介しよう。
①WWE SmackDown vs. Raw 2011
2009年から始まったテレビの規制はWWEというものを大きく堕落させ、恋愛あり裏切りありお色気ありの大人向けの昼ドラマから子供臭いキン肉マンもどきのヒーローショーに内容が変化していった。
ゲームにおいてもその鱗片が出ていたのか、今回はWWEゲーム史上最悪の汚点といってもいいユニバースモードができる。
これが本当にどうしようもなく、試合の最中にいきなり善玉だったレスラーがプレイヤーの意志関係なく悪役にターンをしてしまう。
そのタイミングすらもプレイヤーは操作できないという最悪の事態に陥っている。
最近のシリーズではこういった問題は改正されて、プレイヤーの意思でレスラーのヒールターンやベビーターンを操るようになれた。
②WWE SmackDown vs. Raw 2009
俺が覚えてる中でも、この作品が最後に男女混合戦ができるWWEゲームだといえるだろう。
しかし、その内容はほぼ最悪レベルでエディットレスラーの育成はレスラーを長時間かけて操作しなければならない。
大体ゲームっていうのは~~しなければならないってのが増えるとクソゲーになってしまうが、今回はその悪しき真似をしている。
まず、ヒーローとして育成するはずだったレスラーがいつの間にかリック・フレアーのごときだまし討ちの技を覚えてしまい、これを忘れることはほぼできない。
自分で作ったレスラーぐらい、自分で好きな技や好きな育成をさせてほしいもんである。
また育成するごとに増えていく能力値についても、プレイヤー側ではなくゲームのAIが勝手に行うというもんである。
余計なものを付け足した結果、ダメになっていくまさに今のWWEとほぼ同じである。
③WWE 2K18
年々悪くなっていく、WWEゲームの中でも比較的最新の作品である。
例えば前作のWWE 2K17の出来は近年まれにみる秀逸さだった。
まず最近、バラエティに富んだDIVAを作れるようになっていたがついに本作では女性だけのエリミネーションチェンバーだけが組めるようになったり、女性レスラーでもハードコアマッチができるようになったり、アスカやシャーロットやサシャ・バンクスのような優秀な女性レスラーを多くプレイできるという爽快感があった。
さらにうれしいことに関節技のバリエーションも増えて、「ああ!この技は!」というのが増えていった。
そこで、今作だが・・・まず前作から良くも悪くも何も変わっていなかった。それどころかキャラクリが作りにくくなっていてテンプレートをそのまんま使って修正がしにくくなっていた。
容量が多くなっているからか、ロードも糞長くロードをしているだけで数分以上かかるという前人未到の領域に達していた。
そして、前作からの一番ダメな部分であった運営のパッチ内容のひどさをそのまんま引き継いでいた。
というのも前作から、実は男女混合戦ができるというバグがあったがポリコレに配慮したがる運営はそのバグを早々に修正していった。
修正するぐらいなら最初からつけとけ、アホ。
まとめ
と、ここまでWWEゲーをけなしていったが、むろん中には良作ゲームがあったりする。
数あるWWEゲームで文句なしで最高傑作なのは「エキサイティングプロレス7」だろう。
今では御法度になった男女混合戦(これで抜いたやつは多い)やクリスベノワの存在、そして10年遊べるGMモード。
そして脅威のロック様やストンコ、ホーガンからアンドレ・ザ・ジャイアントまで使えるという恐ろしい豪華絢爛な特典までついている。
さらに何よりいいのは苦痛なシナリオをクリアした後、自分が作成したエディットレスラーの能力値を編集できるようになることだろう。
エディットレスラーのキャラクリについても申し分なく、筋肉系からデブ系、さらには細見のイケメンからグレートムタのような怪しい東洋系までプレイヤーの作りたいものをそのままできるようになっている。
女レスラーも、ケバい女からブス、美女からネオナチまでなんでもできるというまさかの異常さである。
プレステ2がなければ遊べないが、逆を言えばPS2ゲームのオールタイムベストに選んでもいい神ゲーでありもしも遊びたいとおもったら素直に購入してほしいもんだ。
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