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言葉は音楽

今年もM-1の時期がやってきましたね。

私はお笑いの中でも漫才が特に好きなのですが、最近ふと思ったのが、漫才は音楽に似ているということ。

よく漫才は間やテンポが大事と聞きますが、面白い漫才とそうでないものを比べてみると、聞き心地のよさが全然違うんですよね。

漫才師の人たちの声を楽器、かけ合いのリズムや抑揚をメロディーだとすると、1本のネタが、固有の音色で奏でられるオリジナルの楽曲のように感じます。

自分が面白いと思うものは、目をつぶっていたり、内容をちゃんと聞いていなかったとしても、音そのものが心地よくスーッと流れていくのです。

最近は仕事の関係で詩集を読むことが多いのですが、名作と呼ばれる詩を読んでいる時も、同じような感覚があります。

言葉を目で追いながら頭の中で音読すると、言葉が自然に体を通っていくというか、染みこんでいくような感じがします。響きやリズムが心地いいのです。

気の合う友達といる時なんかでも、会話って流れるように進んでいきますよね。初対面の人や気の合わない人との会話は、どうもギクシャクしてしまってリズムが悪い。おしゃべりもやはり、音楽のような感じがします。

そう考えると、言葉はすべて音楽といっても大げさではないのかもしれません。今はこの note だけでなく仕事として記事を執筆する機会も増えてきましたが、私の書いた文章がみなさんにとって心地いい響きであって欲しいと思いながらいつも筆を執っています。

と綺麗ごとを言っていますが、note は気の向くままに書くことが多いので、仕事の文章とクオリティが違ってもどうか大目に見てください。

ちょっと短いですが、今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。

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