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引きこもりあるある言いたい

少し間が空いてしまいましたが、今回は引きこもりだった時代のことを書いていきたいと思います。

引きこもり経験者に共通するあるあるが色々と私にも当てはまっていたので、3つほどご紹介したいと思います。

何の参考にもならないと思いますので、適当に読んで笑ってもらえれば幸いです。私が引きこもりになった経緯は以下のリンクの記事からどうぞ。

1 太陽の光を嫌うようになる

引きこもりになると次第に生活が昼夜逆転します。
太陽が沈んでいる間が主な活動時間になるので、日の光を浴びることがなくなります。

さらに明るいうちは近所の人に会うリスク(仕事もせずに何してるんだという目で見られたくない)があったり、普通の人はきちんと働いているのになあという後ろめたさを感じてしまうので、太陽の明るさ自体がだんだん嫌になってきます。

そうしているうちに目が暗い環境に慣れてきて、まれに用事があって明るいうちに出かけなければいけない時に日の光を浴びると、眩しくてたまらず目を開けていられない体質になります。

そのため遮光カーテンや目張りなどで部屋をガチガチに固め、太陽光を完全に遮断するようになります。ドラキュラのような気分です。

その時の影響が残っているのか、私は今でも眩しいのが苦手です。

2 言葉がしゃべれなくなる

引きこもりになると1日に1度も声を発しないことがざらにあります。家族と同居していてもです。

私の場合は当時実家で母と二人で暮らしていましたが、1週間どころか1か月くらい会話がないこともよくありました。

そうなると声帯が弱るのか、たまに必要があって声を出そうと思ってもかすれた感じになって上手く発声できません。

また、言語を司る脳の機能も衰えるのか、会話をしようとしても、話そうと思う内容が上手く言葉になってスラスラと繋がって出てきません。

当時の私はメンタルのバランスを保つために1~2か月に1回くらい親友と電話をしたり会ったりしていましたが、そうしていなければさすがに病んでしまいますし(まあ既に病んでいるのですが)、いずれ本当に言葉を忘れてしまうのではという恐怖もちょっとありました。

無人島に漂流したロビンソン・クルーソーは一緒に漂着した犬や猫、島で捕まえて言葉を教えたオウムなどの動物とともに暮らして孤独を紛らわしていましたが、彼の気持ちは引きこもりの経験がある人ならよく分かると思います。

3 無駄に体を鍛えだす

引きこもりの状態では日々生きる目的がありません。それでも若いうちはエネルギーがあり余ってしまうので、その矛先を探すようになります。

大抵はネットやゲームなどに入れ込みがちなイメージですが、意外と筋トレに励む引きこもりの人もいるようです。私もその一人でした。

私はBMIが17にも満たない超やせ型ですが、食べても太らない体質なため、体重を増やすには筋トレが一番効果的です。

小学生のことから体が細いことがコンプレックスで、プロレスラーのようなムキムキの体にずっと憧れがありました。もちろんそこまでのビルドアップは無理ですが、することもないので自宅内でできる腕立てやスクワットなどの原始的な筋トレをやるようになりました。

そうして毎日体重計に乗り、少しずつ増えていく体重を見るのが唯一の楽しみでした。結果的に1年で5kg増やすことに成功しましたが、これは風邪を引いて2~3日寝込むだけで2kgくらい痩せてしまう私の体質からすると奇跡のようなものであり、今でもその時の体重が人生最高記録です。

まあ筋トレ止めたらすぐに元に戻ってしまったんですが。




以上、引きこもりあるある3選いかがでしたでしょうか。
これらは私が引きこもり真っ最中だった当時にネットで調べて「みんなそうだったのか」と驚いたものです。

よく社会復帰できたなあ…

よろしければまた次回もお付き合いください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。





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