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エッセイ・雑記まとめ

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#言葉

言葉にならないコトバ

先日、木場にある東京現代美術館で見た「翻訳できない わたしの言葉」の展示がとても印象に残…

自分なりの文学の楽しみ方

先日、ふとしたきっかけで川端康成の『伊豆の踊子』を読み直した。 あらすじを確認したいだけ…

まとめるほどでもないまとめ ~面白い言葉編~

・「|」という漢字 教え子が使っている漢字学習用の冊子のコラムで、「|」という漢字が紹…

「正しい」と「好き」の境目

流行語というレベルではないけど、多くの人が使っているのに受け入れにくい言葉ってないですか…

言葉は音楽

今年もM-1の時期がやってきましたね。 私はお笑いの中でも漫才が特に好きなのですが、最近ふ…

「恐竜」の語源を知ってプチ感動

日本語と英語、どっちが先か分からない言葉ってありますよね。 例えば「一石二鳥」。 英語だ…

地元の方言だと思っていたら実は1000年前の言葉だった「かす」

「かす」は悪口の「カス」ではありません。 「貸す」でも「粕」でもありません。 私の地元で「水に浸けること」を意味します。 「食べ終わったお茶碗かしといて」みたいに使います。 これ、方言だと思っていたら実はなんと約1000年前、平安時代の頃から使われていた言葉だったのです。 なぜその事実が判明したのか。 ことの発端はこんな話です。 15年くらい前に、妹が大学の授業で 「方言の中には、古文の教科書に出てくるような古語がそのまま残って、今でも使われているものがわずか数語ほ

昭和の歌の「詩」の世界 × 国語教育なんてどうでしょう

子どもの読解力の低下が叫ばれるようになって久しいです。私の狭い教育体験で恐縮ですが、今ま…

ふと思ったんですが、物事が簡単なことの例えとして「赤子の手をひねるよう」が人口に膾炙するということは、昔そんな風習があったか、あるいは最初にその例えを聞いた多くの人が腑に落ちる表現だったということになりませんか? そう考えるとちょっと恐ろしい…。