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まくわ瓜

食欲の秋。そして、秋といえば果物がおいしい季節。

今は見かけなくなりましたが、私、まくわ瓜が大好き。

このまくわ瓜、ウリ科キュウリ属のツル性の植物の果実で、プリンスメロンもまくわ瓜との交配によるもの。

司馬遼太郎の『新史 太閤記』の「調略」という章の中に、まくわ瓜に関する描写がありました。

「ちなみにまくわ瓜とは、美濃本巣郡真桑という村でとれる。それで真桑の名がある。まくわはアフリカが原産地でインドに伝わり、東へ伝わってシナに入り、西域(さいいき)の美果とされた。やがて朝鮮に南下し、わが国の応神帝のころ朝鮮からの帰化人がこの瓜のたねをもたらしたという。織田信長が美濃をわがものにしたとき、この瓜を朝廷に献上した」と。

おっと、大事なことを忘れてました。まくわ瓜の出回る季節は6月から8月。とっくに旬は過ぎているので、探すなら来年ということで。

まくわ〜いつまでもまーくーわ♪ (楓🍁ダイエットインストラクターさんから頂いたコメントの中の表記を拝借しました) by あ○ん

注:司馬遼太郎さんはああ申しておりましたが、日本では縄文時代から食されていたとの説があります。切り取りによる印象操作ととられれないよう、訂正申し上げます。 21:04


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