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【限定無料公開】AI画像生成オリジナルLINEbot構築ツール

GASラボではどなたでもご利用いただける自動化ツール・AIツールを企画・開発しています。
これまで企画開発したツール一覧は下記のページでご覧下さい。


画像生成Aiといえば、「Stable Diffusion」を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、最近はChatGPTを開発した「OpenAI」が「DALL-E」という画像生成AIを提供しており、こちらも大変話題を集めています。

また、日本人の多くが利用している「LINE」でも、メッセージからAIが画像を生成できるようになりました。

どのサービスもクオリティの高い画像を生成できますが、LINEはアプリ自体が身近で手軽に利用できることから、利用したいと考えている方も少なくないでしょう。

ただ、LINEの画像生成AIを利用するには、月額固定費用を支払わなければならないケースが多く、無料での利用には制限があります。

また、LINEの画像生成AIで生成した画像を保存する場合、パソコンやGoogleドライブへファイルを移動する手間もかかります。

そこで今回GASラボでは、プログラミング知識のない方でも簡単にAI画像生成LINEボットを構築できる「AI画像生成LINEbot構築ツール」を開発しました。

本ツールを使えば、LINEを使ってOpenAIのAI画像生成サービス「DALL-E」による画像生成を実現できます。

LINEの画像生成AIに興味がある方は、ぜひ本ツールをご利用ください。

本記事では、今回GASラボが独自開発した「AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)」を紹介します。


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)

AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)

本ツールは、プログラミング知識のない方でも、簡単にOpenAIのAI画像生成サービス「DALL-E」を連携したAI画像生成LINE Botを構築できるツールです。

LINE Botを構築したら、生成したい画像の指示(プロンプト)を送信するだけで、「DALL-E」が画像を生成します。

また、LINE Botから送られてきた画像は、自動的にGoogleドライブへ保存される仕様となっているため、画像のダウンロードやアップロードの手間はかかりません。

さらに、オプション機能として生成する画像のサイズを指定したり、画像の保存先フォルダ(Googleドライブ内)を指定したりすることも可能です。

加えて、一度AIが生成した画像のURLは、Googleスプレッドシート上に記録されているので、過去の履歴を確認することもできます。

本ツールの利用にあたり発生する費用は、「OpenAI(DALL-E) API」のみで、使用した分だけ料金が発生します。

LINE Botの利用にコストは発生しませんので、ご安心ください。

なお、本ツールはパソコンのOS(WindowsやMac)に関係なく、Googleスプレッドシートが利用できる環境であれば問題なく動作します。

難しい操作もありませんので、ExcelやGoogleスプレッドシートを扱ったことがある方なら、スムーズにご利用いただけるでしょう。

AIによる画像生成に興味のある方、AI画像生成できるLINE Botに興味のある方に、おすすめのツールです。

本ツールはnote限定かつ期間限定で無料で配布いたします!
(公開から時間が経過したら、有料販売に切り替える予定です)

(本ツールで少しでもお力になれたら、「いいね」や「フォロー」、「シェア」などのサポートをいただけると、大変励みになります…!)

本ツールの入手方法は本記事の下部にてご紹介しておりますので、そちらをご確認ください。

【ご案内】ChatGPT連携LINE Bot構築ツールもご用意してます!

GASラボでは、「ChatGPTと連携したLINE Botを簡単に構築できるツール」も過去に開発・公開しております!

このツールもコード編集不要でご利用いただくことが可能で、「過去のメッセージを記憶する機能(文脈理解)」や、「人格設定機能」「メッセージのやりとり履歴を記録する機能」など便利な機能が実装されたツールです。

是非こちらのツールも併せてお試しください。


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)の4つのPOINT

今回開発したAI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)の主な特徴を4つのポイントにまとめて紹介いたします。ツールの仕様を要点でご理解いただく上で、ご確認ください。
※ツールの詳細な仕様は下記の記事をご覧下さい。

POINT1:ノーコードでAI画像生成LINE Botを構築可能!

ノーコードでAI画像生成LINE Botを構築可能!
  • コードのコピー&ペースト、コードの編集の必要なく、AI画像生成LINE Botを構築することができます。

  • 構築したLINE Botに画像生成指示文章(プロンプト)を投げかけるだけで、OpenAIの画像生成サービス「DALL-E」の技術によって、AI画像が生成され、生成された画像が送られてきます。

  • 生成する画像サイズも下記の3種類から任意で指定することができます。

    • 1024x1024

    • 512x512

    • 256x256

POINT2:生成した画像は全てGoogleドライブに自動保存!

生成した画像は全てGoogleドライブに自動保存!
  • LINE Botによって新しく生成された画像はGoogleドライブに自動保存されます。

  • 自動保存先のGoogleドライブ上のフォルダは予め指定することが可能です。

  • プロンプトと自動保存されたファイルURL、自動保存先のフォルダURLは全て本ツールのGoogleスプレッドシートに記録されていくため、履歴を簡単にチェックすることが可能です。

POINT3:月額固定料金の支払いは発生なし!

月額固定料金の支払いは発生なし!
  • 本ツールはご自身で用意した「OpenAI(DALL-E) API」を利用する仕組みになっており、APIを使用した分だけ料金が発生します。

  • 月額固定料金の支払いは発生しません。

POINT4:入力とクリックのみのシンプルな操作!初心者でも簡単に利用可能!

入力とクリックのみのシンプルな操作!初心者でも簡単に利用可能!
  • 本ツールのご利用方法はシンプルです。

  • 基本的に入力とクリックのみで操作・設定できるツールであるため、Excelやスプレッドシートなどの表計算ソフトの使用経験がある方であれば、簡単にご利用いただくことができます。


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)のご利用イメージ

今回開発したAI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)のご利用イメージを画像を用いて紹介いたします。
詳しい設定方法については下記のマニュアルにもまとめておりますので、併せてご覧ください。

STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

はじめに、本ツールを開いたら「ファイル」から「コピーを作成」をクリックして、ツールのコピーを作成してください。
本ツールには閲覧権限を設定してあるため、コピーしたうえでご利用いただく必要があります。


STEP2:LINEチャネルアクセストークンを取得し、「設定」シートに貼り付け

LINEチャネルアクセストークンを取得し、「設定」シートに貼り付け

ツールをコピーしたら、LINEチャネルアクセストークンの貼付です。
本ツールはLINE APIを使ってメッセージの送受信を行います。
したがって、LINE APIの利用に必要なLINEチャネルアクセストークンを取得して、「設定」シートの「LINE API設定」>「チャネルアクセストークン」の欄に貼り付けてください。

※参考:LINE APIの利用に必要な設定・チャネルアクセストークンの取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。
LINEチャネルアクセストークンの取得・確認方法


STEP3:本ツールをWebアプリケーションとしてデプロイし、URLを取得

LINEチャネルアクセストークンを貼り付けたら、次はデプロイ作業です。
Googleスプレッドシート上部にある「拡張機能」から「Apps Script」を選択して、デプロイ作業を完了させてください。
また、本ツールをWebアプリケーションとしてデプロイ(公開)したら、次のステップで必要となる「ウェブアプリのURL」をコピーしておいてください。

デプロイの手順は下記の記事にて画像つきで詳しく解説しておりますので、こちらの内容を参照の上、手続きをしてください。
Google Apps Script(GAS)のWebアプリケーションをデプロイする方法


STEP4:LINE Developersのコンソールにて、Webhookの利用を設定する

LINE Developersのコンソールにて、Webhookの利用を設定する

デプロイ作業の次は、Webhookの設定です。
LINE Developersのコンソールを開き、「Webhook URL」にSTEP3で取得した「ウェブアプリのURL」を設定してください。
また、「Webhookの利用」をONに設定してください。

Webhookの利用設定はLINE Developersのコンソールにて設定する必要があります。
詳細な手順は下記の記事にて画像つきで詳しく解説しております。こちらの手順に沿って、設定をしてください。
LINE APIのWebhookの利用設定方法


STEP5:LINE公式アカウント管理画面にて、「応答メッセージ」をOFFに設定

LINE公式アカウント管理画面にて、「応答メッセージ」をOFFに設定

次に、LINE公式アカウントの管理画面へログインして、「応答メッセージ」をOFFにしてください。
初期状態ではONになっており、そのままだとLINE Botへメッセージを送信した際、「このアカウントでは個別の問い合わせを受け付けておりません。」という自動返信が送信されてしまいますので、必ずOFFに変更をお願いします。


STEP6:OpenAI APIのAPI KEYを取得し、設定シートに貼り付け

OpenAI APIのAPI KEYを取得し、設定シートに貼り付け

LINEの設定が完了したら、次はOpenAI APIの設定です。
本ツールの画像生成機能はOpenAI(DALL-E)を利用しています。
そのため、OpenAI(DALL-E)の「API KEY」を取得して、「設定」シートの「OpneAI API設定」>「API key」の欄へ貼り付けてください。

※参考:OpenAI APIの利用に必要な設定・「API KEY」の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、「API KEY」を取得してください。
OpenAI(ChatGPT)のAPIキー取得手順


STEP7:「設定シート」にて生成画像サイズと格納先フォルダを設定

「設定シート」にて生成画像サイズと格納先フォルダを設定

生成する画像のサイズとファイルの保存先を設定します。
まず、「生成画像サイズ設定」>「サイズ指定」で生成する画像のサイズを指定してください。
選択できるサイズは以下の3種類です。

  • 1024x1024

  • 512x512

  • 256x256

未選択の場合は「1024x1024」で生成されます。
次にファイルの保存先です。
「格納先フォルダ設定」>「格納先フォルダURL」に生成した画像ファイルを保存したいGoogleドライブのフォルダURLを入力してください。
入力がない場合は、マイドライブ直下に保存されます。


STEP8:友だち追加したLINE Botへメッセージを送信し、テストする

友だち追加したLINE Botへメッセージを送信し、テストする

ここまでの設定が完了したら、友だち追加したLINE Botへメッセージを送信してテストを行います。
AIに生成して欲しい画像のプロンプトを送信してみましょう。
設定に問題がなければ、AIが生成した画像と保存先のGoogleドライブのURLが返信されてきます。


本ツールご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウント、LINE公式アカウント、LINEチャネルアクセストークン(LINE APIの利用権限)、OpenAI(DALL-E)APIの利用権限が必要になります。

  • LINEチャネルアクセストークンを取得する方法や取得条件は下記の記事をご確認ください。

  • 本ツールでは、LINE APIのWebhook機能を利用します。利用方法については、下記の記事をご確認ください。

  • 本ツールはLINE APIを使用して情報を取得・メッセージの送信をしております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得・送信が失敗するケースもございます。予めご了承ください。

  • 本ツールはOpenAI(DALL-E)APIを使用して情報を取得・操作をしております。場合によっては、一時的に情報が取得・操作できない場合や、情報の取得・操作が失敗するケースもございます。予めご了承ください。

  • 本ツールを利用する際に、OpenAI(DALL-E)APIの従量課金制の利用料金が発生します。具体的な利用料については、利用する量によって変化するため、GASラボではお答えできませんので、予めご了承ください。

  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。

  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。処理時間を超える場合には、データの取得・出力が完了できないケースもございますので、予めご了承ください。

  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。

  • 本ツールは初回設定時に「デプロイのプロセス」が発生します。デプロイ方法は下記の記事を参考に進めて下さい。

  • 本ツールはLINE APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。

  • 本ツールはOpenAI(DALL-E)APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)の今後の更新について(2023年4月26日時点)

ツールの機能追加について

基本的にユーザー様のリクエストなどをお伺いしながら機能の拡充に取り組んでいきます。

ツールの提供価格について

・本ツールは無料で配布します!
(もしご満足いただけるツールであれば、いいねやフォロー、シェアをいただけると無料ツール開発の励みになります…!)
・公開から時間が経過したに有料化も検討しております。

GASラボのその他のツール開発について

・GASラボでは、今回のAI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)の他にも業務効率化・自動化に役立つツールの開発を進めています。
・週に最低1個は新規ツールをリリースしていく予定ではありますので、ご興味がある方はnoteTwitterをフォローいただけると嬉しいです。


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)のご案内

下記のツール配布専用ページよりAI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)を入手してご利用ください。

AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)無料配布ページ


AI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)のマニュアルページのご案内

下記のページにAI画像生成LINEbot構築ツール(DALL-E API)の詳しいご利用マニュアルを用意しております。設定や操作については下記のマニュアルをご覧ください。


最後に

GASラボでは、今後も便利な自動化ツールや新規サービス、テンプレートを開発・公開してまいります。
自動化ツールだけではなく、業務効率化や自動化に関する情報もTwitter(X)にて発信しております。
最新情報はTwitter(X)にてご確認いただけますと幸いです。

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